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荒れた空中庭園
2001年09月13日(木)

バイトをしていたらあまりに暇だった。
台風後だし、テロもあったし、美味しいごはん食べたいなんて人あまりいないのだろう。
ココロの中で「私の九月は暇だらけ」という歌が出来た。

私の九月は暇だらけ
スカートのモノグラムも零れ落ちる

自転車に乗っても何処にもいけない
スニーカー履いても鉄の足

店内を駆け巡るミニ台風
よけてお皿を運ばなくちゃ

かまぼこ板で何かつくれないかしら

私の九月は暇だらけ
鴨長明も欠伸する

ユーモアのセンスなんていらない
もう面白い人はすきじゃないから

鳩サブレーは豆食べないぜ

という訳の解からない歌だった。
何にせよ九月、別に暇じゃない。レポートは沢山あるしさ。
それにしたって、今までの人生で九月が幸せだった事って殆どなかった気がする。
去年もオトドシもその前も九月はブルーだった。
でも台風はすきだ。
私は明後日生まれたのだけど、その時もすごい台風で大雨だったらしい。
それがなんか嬉しい。
私は私の人生が台風みたいだったらいいなと思う。

話は変わるが、最近思うのは「神様を信じる」ってどういう事だろうという事だ。
無宗教だから、そういう事ではなくて、でも神様を信じるっていうのは、人に見せるための自分じゃないってことかな、などと。
誰も見てなくても恥ずかしいことはしないとか、優しくするのは人に好かれたいからじゃなくもっと自然な力によるものだったりとか、そういう事が出来る人って神様を信じられる強さを持っている気がする。
とりあえず、私はほんとに無宗教だから、神様って像も浮かばないけど、でも自分に似てる気がするな。
それかその人に恥じない自分でいたい、という事である気もするから、すきな人にも似てる。

人間関係において「好意を得るためじゃない行動」を取れるかって事が大事のように思う。

また話は変わるが、東京スカパラダイスオーケストラのめくれたオレンジって曲が耳から離れない。何かCMの曲だったはず。

そしてテロに巻き込まれたら?と考えると足が浮くような気持ちになった。
一番あるのは、自分という存在が無くなるという不安さよりも、意外と、これからやろうと思っている事が出来ないという無念さだ。




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