Love Letters
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今朝、
あなたからメールが届きました。
昨夜、
チャットの後で
少し考えてしまったと書いてありました。
私が、あなたを困らせるようなことばかり
言ってしまったからだと思います。
自分との付き合いが
私にとって
プレッシャーになっているのではないだろうかと…
私が、
もっと精神的に頼れる男性を求めているのではないかと
書いてありました。
私はあなたに返信しました。
あなたとのお付き合いが、
プレッシャーになってはいないけれど、
この先のことを考えると不安になるということ。
私の子供達のことでは
誰にも頼るつもりはないとも書きました。
また、あなたが嫌がることを承知でこう続けました。
あなたにとっては、
将来一緒になれる人とお付き合いする方が幸せだと思うし、
それが私の願いでもあると。
夕方、
もう一度、あなたからメールが届きました。
「今が楽しければそれでいい。
先のことを考えてくよくよすると
楽しさも半減するし。
これをして刹那的というのかもしれないが。」
夜、
ICQをオンにしていると、
あなたからメッセージが…
私は、とても欲張りになっていて、
あなたから私が欲しい言葉を引き出したかったのです。
「あなたは、私との将来を何も考えていないから、
プレッシャーも感じないんでしょ?
夕方のメールは、
この恋はいつかは終わるものだっていう意味でしょ?」
「いつ終わってしまうんだろうという
プレッシャーもあるけれど、
腹をくくっているよ。」
「腹をくくれるっていうことは、
別れが来たとしてもそれでいいやって思えるから?」
「それでもいいやって気はないよ。」
「じゃあ、どうしてなのかな…
心のどこかで終わらないって信じてるから?
お互い離れられないって思ってるの?」
「俺は、そう思ってる。小夜子は?」
「一度、別れたとしても、
ある日、地下鉄の駅かどこかで、
ぶつかったりしてね。(笑)」
あなたは笑って
この話題を終わらせてしまいました。
いつもそうです。
私が別れ話をほのめかしても
あなたはとりあってはくれません。
あなたに
おやすみなさいと告げた後、
一人で思いました。
私はどんな言葉を欲していたのかなと。
そして、その言葉を
容易く見つけることが出来ました。
「小夜子とずっと一緒にいたい。
出来れば一緒に暮らしたい。」
きっと
そんな言葉が欲しかったのでしょう。
そして、それは、
以前、あなたから聞いた言葉でもありました。
あの時、
私達はこんな会話を交わしました。
「ありがとう。
あなたの言葉、大切に心の奥にしまっておくね。」
「ちゃんと鍵をかけてしまっておくように。(笑)」
あの時から
あなたの気持ちは変わっていないのだと思います。
それを知りながら、
もう一度聞きたいと望む私は欲張りですね。
小夜子
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