Love Letters
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今回のあなたとのデート。
デート直前にあなたから携帯にメールがありました。
今日は朝からドキドキしてます。(笑)
諒が参加するサマーキャンプの場所が
私達の待ち合わせ場所に近かったので、
私が諒を送って行く時に
少しだけあなたに会わせようという話になったのです。
一度も会ったことはないけれど、
諒は今まであなたから怪獣のフィギュアを貰ったり、
私から時々あなたの話を聞いたりして、 少しだけあなたのことは知っていました。
あなたも以前から
子供達に会いたいと言っていました。
早紀は塾の夏期講習があって都合がつかなかったので、
今回は諒とだけ初対面ということになりました。
子供好きなあなたのことだから、
きっと諒と仲良くなってくれるという自信はありました。
でも、私の母親としてのもう一つの素顔を見て、
がっかりしないかなという一抹の不安も正直ありました。
諒を連れて待ち合わせの駅へ行くと、
あなたは既に私達を待っていました。
「こんにちは。諒君。(笑)」
あなたが少し腰を低くして、
諒と目を合わせるようにして挨拶しました。
「こんにちは。^^」
諒は少し照れた様子で言いました。
キャンプの集合時間まであまり時間がなかったので、
駅の近くのジュースバーのあるオープンカフェで 西瓜のジュースを飲みながらお喋り。^^
「諒君、何のジュースがいい?^^」
「西瓜のがいい。^^」
「諒君もママと一緒で西瓜が好きなんだね。(笑)」
いつになく恥ずかしそうにしている諒でしたが、
あなたに好印象を持ったようでした。
それから、
あなたは学校のことや
これから参加するキャンプのことなど、
諒と色々話していました。
あっという間の短い時間でしたが、
あなたと別れた後、
諒はあなたにまた会いたいと言っていました。
あなたも
「諒君、やたら照れてたけど、
小夜子がいつも自慢してるだけあって、
可愛いよなぁ。(笑)」
と言っていました。
あなたに諒を褒めてもらえて、
私は自分のこと以上に嬉しい気持ちになりました。
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