Love Letters
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2005年09月13日(火) 危ない時は欲しい時


 真夏の昼下がり、

 広い綺麗なバスタブで

 残された少ない時間を惜しむように

 私達は抱き合い、

 触れ合い、

 何度もKissをしました。




 あなたの膝に抱っこされて、

 後ろから

 胸や腿の内側や

 湯の中で濡れているあの部分を愛撫されていました。




 やがて、

 一方的なあなたの責めに耐え切れず

 あなたの方へ向き直り、

 愛しくてたまらない

 その肩や唇にKissをしました。




 お部屋を出なければならない時間まで

 わずかしか残されていませんでした。

 私はバスタブの中で

 あなたと繋がりたいと切望しました。




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 あなたが優しく制止しました。


 「ベッドへ移ろう。

  それともここでしたい?」


 「今、欲しいの。」


 まるで自分の表情を映したかのような

 切ない顔のあなたと見つめ合い、

 胸がきゅっと締め付けられるようでした。


 「やっぱり、駄目だ。

  取ってくるから…」




 結局、

 私達はいつものように

 安全な方法で愛し合いました。



 家へ帰ってカレンダーを見たら、

 その日はまさに危険日でした。

 あなたの冷静な制止に感謝しました。

 と同時に、

 私の身体がいつになく

 貪欲にあなたを求めていた理由がわかりました。



0574 W.S.R

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小夜子

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