Love Letters
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真夏の昼下がり、
広い綺麗なバスタブで
残された少ない時間を惜しむように
私達は抱き合い、
触れ合い、
何度もKissをしました。
あなたの膝に抱っこされて、
後ろから
胸や腿の内側や
湯の中で濡れているあの部分を愛撫されていました。
やがて、
一方的なあなたの責めに耐え切れず
あなたの方へ向き直り、
愛しくてたまらない
その肩や唇にKissをしました。
お部屋を出なければならない時間まで
わずかしか残されていませんでした。
私はバスタブの中で
あなたと繋がりたいと切望しました。
あなたが優しく制止しました。
「ベッドへ移ろう。
それともここでしたい?」
「今、欲しいの。」
まるで自分の表情を映したかのような
切ない顔のあなたと見つめ合い、
胸がきゅっと締め付けられるようでした。
「やっぱり、駄目だ。
取ってくるから…」
結局、
私達はいつものように
安全な方法で愛し合いました。
家へ帰ってカレンダーを見たら、
その日はまさに危険日でした。
あなたの冷静な制止に感謝しました。
と同時に、
私の身体がいつになく
貪欲にあなたを求めていた理由がわかりました。
0574 W.S.R
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小夜子
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