French Wolf の日記
DiaryINDEXpastwill


2001年01月05日(金) お薦めのおにぎり屋

待ちに待った金曜日である。とはいうものの、今週は実質的に 2 日間しか働いていない。今まで、大きな休みボケというものは経験したことがなかったのだが、今回はどうしてもウダウダが尾を引きそうである。

会社に行ったものの、調子が出ず、風邪気味だった。昨日の酒が効いているのかもしれないし、本当に風邪を引いてしまったのかもしれない。

朝 7 時に出社したのはいつものとおりだが、昨日から、日常生活のパターンが若干変わった。まず昨日の事情から説明しなくてはならない。去年の 12 月 31 日で電車の定期が切れてしまったため、1 月 4 日の初出勤の際は、切符を購入しなければならなかった。都電の定期はまだ期限まで余裕があったため (都電や都バスには面白い仕組みがたくさんある。都電の場合、1 万円で都電全線 1 ヵ月半乗り放題になる。また、持参人方式といって、定期を持っている人ならば誰でも利用することができる -- つまり無記名なので、貸したり借りたりができる寸法である)、朝 6 時1分の電車に乗ることは問題なかった。だが、いつもなら地下鉄への乗換駅で多少小走りしないとうまく6時9分発の地下鉄に乗り継ぐことができないのである。当然昨日は、切符を買わなければならなかったため、いつもの電車には乗り損ね、5 分後の 14 分発の電車に乗ることになった。

さすがに昨日はまだ正月休みを満喫している輩が多いと見受けられ、14 分の電車も難なく座ることができた。ちなみに、今読んでいる本は、「Thomas Harris」の『Hannibal』という本である。麻薬捜査官の話だが、洋書屋で「映画化決定」という帯を見て、じゃぁ久しぶりに原書で本を読んでみようか、という気分になったのである。

閑話休題。さて、地下鉄が新○場駅に到着した。いつもなら、ここでも小走りにならなければ、6 時 41 分発の京葉●に乗ることはできない。が、そもそも昨日は出発から5分遅れていたのだから、41 分の電車に乗ることなど、笑止千万であり、おとなしく優雅に乗り換えの道のりを大手を振って闊歩した。新木場●でも切符をかったのだが、次の電車は 6 時 48 分ということで、多少ゆとりがあった。駅のホームでゆらりとタバコの煙を燻らし、「さて朝ご飯はどうしようかな」などと暢気なことを考えていたのである。

無事電車がプラットフォームに滑り込み、定時で出発。目的地の新浦○駅に到着したのは 7 時ちょうどくらい。そこで、思い立ったのである、「そういえば、7 時から Atre (駅ビル) のおにぎり屋さんが開店するはずだぁ。KISOSK のおにぎりやパンよりも旨いのではないか!」

ということで、駅ビル内のおにぎり屋に立ち寄ってみた。なんと、手で握ったものと思しきおにぎりが、多種多様に鎮座ましましているではないか! そこで、おかか、ねぎみそ、葉唐辛子のおにぎり (それぞれ 110円) を購入し、会社に向かった。

会社に入った時間はほぼ 7 時であり、これはいつもと大差ない。が、おにぎりの味といえば、これはもう筆舌に尽くしがたいものだったのである。

これに味をしめて、今日も同じパターンで出社したのである。昨日の帰りに定期を買ってしまったため、都電と地下鉄の連絡はうまく乗り継ぎできてしまったのだが、あえて、○木場駅で一本電車を見送り、次の電車に乗り込んだのである。

かかる奮闘の結果、今日もおにぎり屋さんのおにぎりにありつくことができた。今日のメニューは、おかか、たらマヨ、ねぎみその 3 個である。

さてさて、仕事の方はというと、本当は朝ご飯を食べてから調子が悪化していたのである。いつも会社に一番乗りする FW だが、2 人目が来たら、早退しようと考えていた。ところが、タイミングを逃し、結局夕方 4 時まできちんと、8 時間労働してしまった・・・。偉いというか、、、。

夕方、今日は真面目に家に直行する予定だったが、ついつい地下鉄を寝過ごしてしまい、池袋で降りてしまった。本屋でもブラリとして帰るつもりだったのだが、コンビニを見つけてしまい、今物議をかもしている「バトル ロワイヤル」の原作本を見つけてしまったのである。もちろん、買った。人があれだけ騒ぐのだから、それなりの理由があるのだろう、とふんで、自分の目でその価値を確かめてみたかったのである。

家について、おとなしく家で夜を過ごした。


French Wolf |MAIL

My追加