French Wolf の日記
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なんといっても、今日の目玉はコンタクトレンズを入手したことである。
不思議な仕組みになっていて驚いたものだが、自分の買ったコンタクトは乱視対応のもので、若干高めの価格設定になっている。2 週間使い捨てタイプで、6 ヶ月分購入して 2 万円弱。1 日使い捨てタイプのものを使っている友人に聞いたところ、一日あたり片目で 50 円、と言っていたから、それに比べたら、まだ安い方かもしれない。
なんと、レンズに錘がついているというのである。というのも、乱視には角度が重要なポイントになるからである。つまり、最初装着したときには、錘が必ずしも下になっているとはかぎらないため、きれいに見えるかどうかはわからない。が、何回かまばたきをしているうちに、錘のついた方が下にくるカラクリになっており、そうするとピントが合ってくるらしいのだ。
初めてハードコンタクトを付けたのは今から 6 年以上前のことになるが、そのときは視力も今ほど悪くはなく、コンタクトを付けて「あ〜〜、裸眼で (つまりメガネをかけずに) こんなに世の中がくっきり見えるとは!」という感慨を味わうことはなかった。が、しかし今回は違った。びっくりした。世の中テクノロジーは日進月歩であることを痛感させられたのである。
まず世の中が明るくなった。これは、メガネを新調したときもそうだった。また、同時にいろんなものが一度に視界に飛び込んできて、若干「やかましい!」と思ったのも事実である。だって、当然ではないか。今まで見えなくて当然 (メガネをかけていないときの話ね) と思っていたものが、突如として自己顕示欲の塊となって、俺の視神経を刺激するんだから。見えなくてよいものまで見えてしまうのかもしれない。
さらに驚いたのは、ソフトの場合装着しているという実感がほとんどないのである。ハードのあの違和感・ごろごろ感には閉口したが、それがまったくない。だから危ないんですよ、とお店の人は忠告していたが、その気持ちはよぉく分かった。これだったら、コンタクトをつけていることを忘れて寝てしまうことも十分考えられる。気をつけなければいけない。
メガネは今後その活躍する場を多少失うことになるだろう。でも、家では基本的にメガネだろうし、休日は目を休めるためにもメガネを愛用することになるだろう。新生 French Wolf の降誕に乾杯!
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