French Wolf の日記
DiaryINDEX|past|will
2001年01月10日(水) |
会社生活を切り抜くコツ + マウスピース + うなぎ + オケ |
今日も会社に行った。
仕事のペースというのが社会人 6 年目にして、ようやく掴めてきたのかもしれない。正しいかどうか、多くの人が実践しているのかどうか、そういうことは分からない。しかし、直感で気づいてことがある。
みんな 8 時間の拘束時間中、100% 集中力を持続しているわけではないのだ。もちろん人にもよるだろうが、タバコやコーヒーで一服するのはもちろん、ときには気分転換にネットサーフをしたり、ちょっとしたことで近隣の人々との会話を楽しんだり、何らかの気晴らしをしているわけである。
今まで、こんな当たり前のことに気づかずにいたのは、俺としたことが…という気分である。俺の場合、集中できなくなると、まずイライラする、俗に言う焦燥感に駆られ、きちんと 100% フル活動していない自分に怒りの矛先が向けられる。どうしてみんなができることなのに、俺はできないんだ。悩む。仕事がますます手につかなくなる。会社に行くのが辛くなる。そんなパターンだった。
が、考えてみれば本当に当然なのである。人間なのだから 8 時間もの長い間同じテンションを維持しつづけることなどできるはずが毛頭ないのである。これに気づいて、だいぶ気が楽になった。もちろん仕事の最中に何も考えずにタラタラと遊びつづけてよいはずがない。そんなことは百も承知である。が、息抜きも必要だ、と改めて認識することで、これだけ気分が晴れ晴れとしたのは、意外だったのである。
場面は変わって、会社終了後。彼女との約束があったので、有楽町・銀座方面に出かけた。山○楽器で彼女は弦を買うという。そのすきを狙って、自分はマウスピースの選定でもしようか、と思った次第である。ところが、実際店に行ってみると、彼女の買い物はものの 5 分で終わってしまい、一方自分のマウスピース選定作業は、あとで考えると 40 分くらい費やしてしまった。その後、オーケストラの練習があったため、またその日は練習の前にうなぎを食べようということになっていたため、急いで店をでて、うなぎを食べた。
うなぎは本当に久しぶりだった。数年ぶりだろう。梅だったが旨かった。本当は昼ご飯に刺身・エビフライ・メンチカツ定食を食べてしまって、あんまりお腹がすいていなかったのだが、いざうなぎを目の前にしてみると、あっという間に平らげてしまったのである。まぁ、彼女もご満悦だったし、自分も満足だったので申し分ないだろう。
そして、オーケストラの練習。モーツアルトの劇場支配人という曲。聴いたことも実際に演奏したこともなかったが、なかなか軽快な曲である。その後は、ブラームスの 4 番。3 楽章と 4 楽章の練習だった。おいしいソロがたくさんあるのはよいが、ピアノのソロはやはり緊張する。音がかすれてしまう。練習でなんとかカバーできるものなのだろうか。ホルン アンサンブルの本番も近づいていることだし、そろそろ楽器も真面目に練習しなければならないだろう。
それにしても、体調がすぐれない。会社の隣の席に座っている S お姉さんの仕業か? 今日もそういえば、M が会社を休んでいたな。自分の番が周ってこなければよいのだが…。
|