French Wolf の日記
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2001年01月22日(月) 焦燥感はないが倦怠感がある

会社には当然行っていない。

行かなくても月曜日は今ひとつ体調がすぐれない。鬱の症状にやる気がでない、という項目があるのかどうか分からないが、とにかく何をやるのも億劫。かつてひどかった焦燥感はない。倦怠感とでもいうのだろうか。それが、徐々に体を蝕んでいる。

本当に珍しいことだが、仕事を辞めたいという気持ちが高まった。夜には先日郵便でかつお節や叉焼などを送ってくれた母 (家庭の事情で実家に戻っている) に電話をかけてしまったほどである。いざ仕事を辞めて定期的な収入がなくなったら、面倒を見てもらえるか打診したのである。母の実家は茨城の田舎にある。都会っ子の自分に田舎の生活が耐えられるか、未知数である。が、本当に手に職がなくなったら仕方ない。生活保護を受けて一人暮らしを続ける、という手も考えられるが、今はそれだけの気力がない。

家で翻訳の仕事をやっていればよいのだろうか? それで本当に鬱病は治るのだろうか? 日本には精神分析医はいない、とかかりつけの先生には言われている。要するに、自分が鬱になった原因を根源から解明するに足るだけの能力をもった医師はいない、という意味だろう。じゃ、アメリカにでも診察を受けに行くか? カウンセリングだけで鬱が治るとは思えないが、少なくとも日本よりは研究が進んでいるような気がする。

難しいところである。

ところで、仕事だが、一応与えられた分は几帳面にこなしている。この辺がそもそも問題なのかもしれない。もう少し在宅のメリットを生かして、自分のペースでラクをしてもよいのかもしれない。罪悪感が伴うのはイヤだが仕方ない。難しい性格だと、自分でも思う。


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