恋のさじかげん
れのん

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■ ため息と生きるヒント

「ため息ばっかりついてたら、ため息の人生になるよ。」
そういわれても、ため息は無意識のもの。
胸の奥底に澱んで、沈殿している鉛のような「重さ」を吐き出してしまいたい。
だから、私は大きなため息をつく。
人の好意が重かったり、うざかったり、いらいらしたり、、。
ここのところ、あまり元気がない。
不倫が終わったこととは、まったく別の次元のこと。だと思う。
今日初めて気づいたんだけど、不倫の彼とはもう、二月も会っていない。
(その間に、分かれることになったのだから、もう二度と会うことはないのかもしれない)
そんなことすら、忘れてしまっていたほど、私の毎日からそれは遠く隔たってしまったと言うこと。
どんな劇的な恋愛をしても、時間が全てを流してしまう(良くも悪くも)のは、
本当だなって、いまさらながら実感したり。
彼のことを好きだと思っていたころ、
(あえてそう書くけれど、、、。だって、今になって、
どうしてあんなに執着していたのか、分からないんだもの、
私は薄情な女なのかもしれない。。。)
「彼を失ったら、私は二度と恋なんてできない。」そう本気で思っていた。
それは、�“爐里海箸鮨新�に好きだと思い込んでいた。
��不倫なんてものをしてしまった今、普通の恋愛なんて、穢れてしまった私にはできないと思っていた。
��今後、私を愛してくれるような奇特な人は、現れないと思っていた。
などの理由に起因するのだけれど。。。
けれど、あんなに思いつめていたのにもかかわらず、
ケロリっというわけでないにしろ、恋の記憶も気持も確実に薄れてしまっている「今」。
人の気持の移ろいの早さが、人を生き延びさせることに繋がっていると思う。
執着が薄れない人、止められない気持を持ちつづける人は、きっと、
自分自身をすり減らして、自分を壊してしまいかねない。
「今」という世の中に、合った生き方をしようと思ったら、
下手に執着せず、流れの速いこの川に、身をゆだねて、自分でもがかないと言うことかもしれない。
気持が希薄なほうが、生き易いなんて、
根性と、やる気で育てられてきたこれまでを思うと、皮肉だけれど。。。
飄々と、しなやかに生きることが、一番、楽チンに違いない。
そんな生きるヒントを思って、また、ため息をついてみたり。。。。


2001年04月17日(火)
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