恋のさじかげん
れのん

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■ 過去と信じる気持ちと痛み

人を信じることはきっと、素敵なことだと思う。
けれど、過去が現在に繋がる時間軸の上にある以上、
私は、彼と私の「これまで」を、美化することも、修正することもできない。
彼に恐怖を感じたことがある。
指先にまで染み込むほどの寂しさを味わったことがある、
自分が体しか求められていないのだと感じたことがある、
冷たくされて、意地悪されて、泣いたことがある、
彼を一度は、断ち切って、他の人との恋愛を考えたことがある、
辛い過去を、未来の糧にしようと、許そうと思ったことがある、
自分かわいさに、現実を捻じ曲げてしまいたかった、
でも、自分に嘘を付けなかった。
だから、私はいつも傷ついた。合理化なんて出来なかった。
白昼夢を見て、幸せを感じることなんて、出来るはずも無かった。
彼を信じるのは、恐い。
彼を信じたい、彼を好きだと思う、彼と別れるべきだと思う。
でも、本当は傷つくのが一番恐い。
信じることにも、愛することにも、別れることにも、痛みを伴う。
彼を受容する勇気、未来を生きる強さ、決断の辛さ。
痛いことをしなければ、人は生きてはいけないのだろうか。
同じ人に、冷たくされて、嘘つかれて、捨てられるのが恐い。
捨てられる前に、捨てるべき?
それとも、過去を全て許し、全てを洗い流し、消化して、
未来を生きる前向きさと、罪悪感と、無償の愛を、、、、、、
私は、そこまで乗り越えられない。。。。
どんどん自分の殻に篭ってしまう。
大切にされているのに、凄く不安。
好きだと囁かれても、信じていいのか戸惑う。
人を信じることは、痛いものだと思う。。。




2001年06月30日(土)
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