「ケホ。」姉ちゃんが熱だしたきのう傘なしで帰ってきたからだ「…、……」声が出ないからぼくが先生に伝えておく事になったけど姉ちゃんは不安なようで口パクでまだ何か言ってる「だいじょぶ、ちゃんと伝えとく」「ケホ、……」「いーから、寝てろって」「…、……」「らじゃ。行ってきまっす」