部屋のすみっこにオムツした犬がいてぼくが マントみたいなのから手をだして「チュチュッ」と呼んでみたら「もうね、ボケちゃってて…」代わりにおばさんがこたえたときおり だれかに自分の名前を呼ばれたような顔で通りに向いたドアのほうを見るその目はとても水っぽくて片方は白く曇ってた