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■ にんじん。
本を2冊買った。イン☆ポケットでいつものように文庫新刊チェック。久々にかなり読みたい本が揃っている月だということが発覚。ミステリ、ハードボイルドだけは手を出さないって決めて破ってないのでそれ以外ね。そうすると必然的にほぼ全て女性作家の小説ということになります。エッセイ買うときは本屋さんで見て選ぶからね。もっとも現在まだ2冊未読。それが目の前にあるのに読まずにいられる私ってえらいでしょ? どうしてものときはすでに読んだ江國香織が手元においてあって、それを適当に開いて目にとまったところを数ページなり、読んで紛らすことになってます。それでなんとかなるかなあ、たいていは。大学受験のときなんてお守り代わりに持って行ったくらいでたぶん御利益あるはずなのです。たぶんね。まああのころは本を我慢してたりとかはしなかったけど、全然。 とか何とか言いつつ、今、手元のインポケットをぱらぱらめくっていたら”いついかなる場合も想像力が意思の力を上回る。”という言葉が目に飛び込んできました。幅30センチ、長さ10メートルの板を地面に置いてその上を端から端まで歩くのは容易だが、この板を高さ100メートルのビルの屋上から屋上に渡すととたんに足がすくんで動けなくなるのがよい例だそうな。 なるほどね。とすると、何かやらなくてはいけないことがある場合に、やらなければ、と意思の力を働かせてもあまり役には立たないことになります。想像力ねえ。大学受験のときに唯一必死になって勉強したといっていい最後のひと月は、滑り止め本命の私立に落ちたあと、本当の最後の滑り止めの大学に行かなくてはいけなくなるという想像に基づく恐怖感に突き動かされて勉強していたような気がします。マイナスの想像力って案外果てしないです。 でもなあ、今はマイナスの想像って言うとあまりにもマイナス過ぎちゃうし。だからといっていまいちプラスのイメージも浮かばない。餌でも吊るすしかないなあ、な感じです。 おいしいご飯食べたいよねー。クリスマスケーキまであと1ヶ月ちょっと。
2002年11月18日(月)
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