2001年07月18日(水) |
サンマずしのオモイデ |
今日、あちきは、夕飯にサンマのおしずしを食べました ウチの近くの、某ヤオハンで、 サンマが姿になって切られているおしずし、330円です
これね、とってもおいしくてよく、昔から買ってるの 休みの日とか
昔、といっても数ヶ月前だけど このサンマのおしずしをダイスキな人と一緒に、食べたことを思い出します サンマずしをかうといつも、一緒に食べたコノヒトのことを思い出します あの日のことを
まだお腹もすいていないうちから一緒にヤオハンに行って、 ごはんにサンマずしを買って、 近くの山の上にあるみはらしのいい小学校に ギターを2本抱えてアノヒトと一緒にいった日のこと
あのとき、いつのまにか二人はお腹がペコペコにんっていて、 おひさまの中、夢中でおすしをたべました たしか、アノヒトは自分用にそのお寿司を買って ワタシはワタシで自分用になんかのお弁当を買っていました
いただきまーーーす、で食べ出して、 ひとくちもらったら 自分のお弁当よりもソノヒトの買ったおすしのほうがなんだかおいしくて、 おいしいおいしい、っていったら 自分もお腹ペコペコなのにソノヒトは じゃぁ、一緒にたべよ、ほら、もういっこたべよ、ほら、 もういっこたべなよ、ね、
ってワタシにいっぱい食べさせてくれたのを思い出しました
目の前にはおっきなおっっきな山がずっと遠くから、近くから、 私達を囲んでいてその上からまた、素直なブルーの空が自由に遊んでいました
きもちいいね、空って広いね、山っておっきいね、 空気って、おいしいね、ね、なんか幸せだね、っていいながら 二人でボコっとでた、山のすそにあるコンクリートに 座りながら、ご飯を食べたんです
とても幸せでした とてもとても幸せでした とてもとても、とても
ワタシがおいしいね、おいしいね、っていうから アノヒトは、ニコニコしてた
じゃぁたべよ、いっしょにたべよ、ほら、もういっこあげる、
っていって、ワタシにくれた幸せが、まだワタシの体の中にありました 今日、買ったサンマずしが、 ねぇ、覚えてる、あの日のこと、って いってきたんだもん
なんだか、涙が出ちゃいそうです どうして わかんないです
おっきな山とおっきな空の中でふたりぽつんと座りながら おひさまにあたってニコニコたべたおすし、 一緒にあったかいね、っていいながら鳴ってた2本のギター、 おっきな山に荷物ほっぽって夢中で登って見下ろした私の住む街、 二人でいっぱいわらったあの時、 アノヒトがくれた幸せに
どうして涙がでるのかなぁ わかんないです
こんなことで涙でそうになってるワタシ、ヘンかな
ねぇ、でも、涙がでちゃうんだよ
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