さて。 今日は、語りたい事があります。
えっと、私はケーキがダイスキです。ケーキもきっと私をスキ。 (勝手だから) それでですね、なんかむしょーーーにケーキを食べたくなる時があるんですよ、これがまた。 そういうオンナの人は多いんじゃないかと。少なくとも殿方よりは。 だってさ、ウチの相方ちゃんなんてケーキ食べたいって私が言ったって どんなにじだんだ踏んでわめいたって、いつもしらーーーーっとしてるもの。 あ、そう、とかいっちゃって。 ケーキとかお菓子なんてこの世になくてもいいとかほざきましたからね、この前。 ッケ。ビールと酒の肴があればヤツにとっては この世のタベモノなんてたいていどうだっていいんだろう・・・・・・ バカバカ!もう。だから細いんだよまったく(怒ってると見せかけてただの嫉妬だったりする)
だから横になるとあばらが見え(以下略) ウエストとか紐なんじゃないのってくらい細(以下略) 腰の骨とか当たって痛(以下略)
まあまあ。
そう、ケーキですよ、アナタ。 あのね、何を言いたいかってね、やっと本題。 昨日、母、アツコのナビに誘導されながら ある、地元のケーキ屋さんにいったんです。 それがまた、やたらとマニアックなところにある、 フツウの家を店にしちゃいましたって感じのケーキ屋さんで。 はじめてそんな道があることも、そんなケーキ屋さんがぽつんとあることも知ったわけで。
で。
買って。 みためは、フツウにケーキなんですよ。 見ただけじゃ、特別楽しみとかいう感情もなく、 フツウに楽しみで。 帰って。 食べました。
それがさ!!!!!! びっくりたまげて、私は記憶を全部なくしたんじゃないかってくらい 衝撃が!マジ!マジ! すっごくヤバイんですよ、マジで。
私、いろんなとこのケーキ食べたけど、 あんなにヤバイケーキ食べたのは初めてです。
大きいとか、不思議なケーキで、とかじゃなく、 フツウのモンブランとか、ブルーベリータルトとか、ナッツタルトとか、そんな感じのヤツ。 どれもこれも、お値段は350円と、フツウに比べたら100円前後高いですね。
一口食べて、おいしんぼに出てやると思ったくらい、 こう、いろんなコメントが頭の中でグールグル。 私が今までケーキを食べたいと思い、ケーキに求めていたものは、 甘さとか、なんつうか、まぁ、 ケーキ食べたいってかんじなんですよ(わかんないから)
そういう気分でここのケーキも食べたら、アナタ、大間違いよ。 フツウのケーキじゃないです、いや、フツウのケーキなんだけど、 いや、どっちだよ、いやだからね、
あの、ちょっと、落ちついてもイイですか
・・・・・・・・・・・・・・・・・・はぁ。
はい、まあまあ。
特に特別なアイテムがケーキの上に乗っているとか、 変わったケーキとかじゃないのに、 あの、味の深さ。 ふかーーーーい森の中を歩いていて、そばにはきらきらひかる湖が七色の光を放って・・・・・・ とか、そんな感じ。いや、マジで。 ケーキに「コク」を見たのは生まれてハジメテです。 ていうか、ケーキにコクがあるなんて思っても見なかった。
そして、あまーーーいという感じは全くなく、これっぽっちも人に媚びていない味。 堂々と、「私が、ナッツタルトです」「私が、モンブランです」と一人ですっくとたっている感じ。
よく、あるじゃないですか。 ショートケーキとか、生クリームが甘くて甘くて気持ち悪くなっちゃうような人に媚びてるケーキが。 一口でかんべんしてほしいような。 ここのケーキを食べたらそういうのはケーキといえなくなりますほんと。 もう、どこのケーキもケーキだと思えないくらいです。
あの味、本当にパティシエさんは、スゴイ腕です。 ものすごいセンスです。 一すくいの、たったひとくちのなかに、どれだけの思いが込められているのでしょう どれだけのセンスが。 どれだけの価値が。 そしてどれだけの、マニアックな材料が。 それを、パティシエさんのセンスであの味にするって、マジでスゴイと思いました。 っていうか、ケーキ一口でここまで興奮してる、って自分の中ですごい事なんですってば あのケーキは、本当に「芸術」ですよ、いや本当に本当にそう思います。
ぜひ、食べていただきたいです
藤枝の、「カクタスハウス」という、マニアックな店です。 藤枝?どこだよそこ?、とかいわないように、ホラ、そこ。 興味を持ってくれた方は、是非ご一報を。 アタシまで。 マジ。
そして、これはね、ケーキなんてこの世になくてもイイとのたまわった相方ちゃんに 是非食べさすべきです、 まってろよこのやろお。
あのケーキを作った人は、男性だろうか、女性だろうか、いくつくらいの人なんだろうか きっと、ステキな人なんだろう・・・・・・・・・・・・
そこまで思わせる、スバラシイ味でした。 味にカンゲキして、作った人に御礼をしたい、くらいの気持ちになったのは ハジメテでございました。
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