ハードな日々だった。 まる3日間のNOすりーぴんぐは生まれてはじめてだった。
時間が流れていくたびこの先自分の体はどうなるんだろうと 不安で不安で仕方なかったがとりあえず今日までに終わらせるべき 仕事が終わった。
次は15日までに終わらせるべきものをあと二日でやらなければならない。 いつゆっくり安らげるのかなあと漠然と思うけれど
ここまでくるとハッキシ言って 苦しい、とかやってられないとか 言う思考回路はなくなっていき やる、やらねば、という考えしかない。
あとは、体をなんとか動かしていく強い意思。
あたしは知った。 強い意志で自分を確実に動かしていかねばならないこんな時、 弱いものや形のないものは正直受け入れられないと。
ほうきに乗って魔女たちと戦っていく魔法使いの絵本を見るみたいに 自分とは無縁の他人事。 考える時間も必要ない。
だけど、生きていくってそういうことだと思う。 だって、あたしがいるこの世界は確実に現実として動いていて 確実に進んでいかなければ生きていけない。
ちゃんと『生きている』ものだけ、手に入れたい。
・・・漠然としていてスイマセン。
自分にとって弱いものや感覚的に生をもつものは いま無意味です。
それにしてもあたしと全く同じ状況で苦しんで頑張った仲間が3人。 気付けば毎日そばにいて、お互い弱りながら励ましあって とりあえず落ちついた今なぜかこの三人との絆がめちゃくちゃ強くなっている という実感があります。 別になにをしたわけでも確認しあったわけでもないけれど 同じ状況下で悪夢を見ながらがんばった『戦友』って
ほかになにもないのにモノスゴイ絆が出来るんだな、って思った。
スゴイ。 毎日眼の下にクマ作って 気を抜くとモノスゴイ死にそうなカオに だらーーーってなってツッコミあってた仲間をぎゅ、っとぎゅ、っと したいです。
きょうが期限なのに「まだ、終わってないんだ、どうしよう・・・」 と今朝泣きそうになりながら言ってた仲間のことばを聞いて あたしはこんなに他人の事を思えるんだって自分でびっくりするくらい 親身になって一緒に彼女の仕事、やろうとしてた。 自分で手一杯なのに。 ビックリした。優しさとか、絆とか、思いやりって 自然とわいてくるものなんだと感じた。 優しさと言うより、ヒトゴトではないという感じ。 だって一緒に倒れるか倒れないかの毎日を乗り越えてきたんだもん。 めっちゃ努力してたの知ってるんだもん。
仕事が終わって彼女と眼の下にクマつくりながら見た 今日の星空、めっちゃキレイだったなぁ。 「おつかれさまでした!」って言ったとき、 本当に気持ちがよかったなァ。
体は説明できないほど壊れまくってるけど 心は、あったかかった。
あたしもちゃんと心を持った人間なんだと、思いました。
やっぱり、苦労なくして感動は生まれない。 苦しさなくしていきる実感は得られない。 努力なくして 絆は生まれない。
がんばらないで、何もしないで、欲望や理想バッカ言うことほど ダサイことはない。
と思いました。
さて、寝よう。 寝なければあたし、本気でヤバイです。
おやすみなさい。
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