2006年01月15日(日) |
お代官様、むごうござります。 |
金曜日、税務署から突然の電話。「清酒製造業者実態調査」の提出期限が本日までなので、早く出してくださいとの督促です。
この調査は毎年この時期にあるのですが、去年までは2月に出せばよかったはずです。あわてて記入要領を見ると、今年は1月13日が期限となっておるではありませんか。
12月12日付けの依頼文で、提出が1月13日!記入内容もアンケートのようなものではなく、決算書や課税移出の記録からこと細かに数字をひろわなくてはならない詳細な調査です。
12月の需要期(平均月の2.5倍から3倍売りあげねばならない月なのです)、1月の寒仕込み(いよいよ大吟醸やら純米大吟醸を仕込む月)と、零細な蔵元は社員が総出で、大車輪になって働かなければならないときに、こういう報告書を提出せよとおっしゃるところを見ると、我々「水呑み」蔵元の「実態」が御理解いただけていないようです。
ともあれ、お上にはさからえません。週明けにがんばって提出できるようがんばりましょうか。
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