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■ 辛夷
この村に来るまで、その花を見たことが無かった。 歌にはきいていたが、ピンとこなかった。
なんていうか・・・、 その木の花は遠くから見ると、山に、絵の具で点描したような感じに見える。 早春の緑の山に、ポッポッポッと浮き上がって見える。
初めて見た時、不思議な気がした。
私「あの花は何?」 母「こぶしの花だよ。」 私「♪こぶし咲く〜・・・の、こぶし?」 母「そうそう(笑)。こぶしの花がたくさん咲くとね、その年は不作だと言われてるよ」 私「ふ〜ん」
不作とは、何だか結びつかないような気がする。 ついに春だ!って感じなのにネ。
今年も、この2、3日のポカポカ陽気に誘われて、いっせいに咲きはじめた。
そして、それを見ながらやっぱり私は口づさんでしまう。 ♪こぶし咲く〜あの丘、北国の〜ぉ ああ、北国の〜は〜る〜
2001年04月08日(日)
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