 |
 |
■■■
■■
■ 価値観
今日は、家で飲むためのお茶を刈った。
我が家は、組合に出荷するお茶と、自家用茶にするものと、別々に刈り取る。 なぜそんな面倒なことをするかというと、単純に自分の家の茶畑のお茶が飲みたいからだ。 今日のお茶は、とってもいいお茶だった。 柔らかくて、綺麗な葉だった。
こうしてできあがったお茶を、我が家では1年中飲んでいる。 時には、お客様のお土産に出す時もある。
こういうのって、贅沢だと思う。
どんなに高級なお茶を飲むよりも、贅沢だ。
今の世の中、お金を出せばなんでも手に入る。 最高級のお茶に、最高級のお米、最高級の梅干までも・・・最高級と名のつくものがゴロゴロしている。
だけど・・・。 贅沢って、お金を積んで出きるものばかりじゃない。(以前も日記に書いたけど)
無農薬で頑張って作っているお茶、 今だ、はざ干しでつくっているコシヒカリ、 庭の梅の木になる梅を一つ一つもいで、畑のシソを入れてつけた梅干、 お母さんが畑で精魂込めて作った野菜で作ったお漬物。 それらで、おにぎりを作り、お漬物と一緒に山の竹林でとった竹の皮で包み、山からひいている水を沸かしてだしたお茶を水筒に入れ、目の前の山を見ながらおにぎりをかぶりつく。
こういうのって、昔はごくごく普通だったんだろうね。 でも、今の世の中、これって究極の贅沢なんじゃないかと、私は思う。
2001年06月04日(月)
|
|
 |