ちゃーむす日記
ちゃーむす

■■■
■■
■ 鳩

うちの近所のある家では、ウコッケイを飼っている。
ずいぶん前から気になっていたが、そのオリの中には、鳩が1羽紛れ込んでいた。
なぜそんなところに、鳩がいるのか?
何かの拍子に入り込み、出られなくなったのだろう。
大空を飛ぶはずの、鳩なのに、狭い狭いオリの中で外をいつもうかがっていた。
ウコッケイ達にいじめられていたかも知れない。
(いつか、こんなオリから出してあげるね。)
いつもそう思っていた。
オリの前を通るたびに思っていた。

ある日。。。
ダーリンが私にこういった。

ダーリン「鳩の夫婦ってね、相手が死ぬまでずーと一緒なんだよ。」
私「本当?そういえば、鳩っていつも2羽一緒にいるよね。」
ダーリン「ただし、どっちかが死んじゃうと、又別の相手を見つけるんだ。」
私「ふーん。(素晴らしきかな、鳩の夫婦愛!!)」
ダーリン「でね・・・。」

ダーリンいわく・・・
いつも仕事から帰ってくると(夜遅いです)例のオリの前に一羽の鳩が来ている。
それは多分、オリの中に入り込んでしまった鳩の相手らしい。

オリの中と外。
この鳩達は、毎日何を考えているのか?
自分達の状況をわかっているのか?

ダーリンはそのウコッケイの飼い主に、オリの中の鳩のことを話した。
するとそのウコッケイの飼い主は
「じゃあ、その毎晩来る鳩も食べてしまおう。」

な、なんと!
オリの中の鳩は、誤って入ってしまったのではなく、捕らえられて入れられたのだった!
なんと言うこと・・・その哀れな鳩は食用のために捕らえられたのだった。
そんなこととは知らない、オリの外の鳩。


なんだか・・・私の胸は切なくなってしまいました。


その後も、オリの前を通るたびに大空を飛べないその鳩を見ます。
なんだか、やせてきたような気もします。

あの鳩はもう2度と大きく羽を広げることは無いのでしょうか?

もう1羽の鳩は今日もまたやってきたのでしょうか?

連れあいに会いに・・・・。





2003年06月18日(水)
≪ ≫ 初日 最新 目次 MAIL HOME


My追加