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■ 親
今年はついに実家へ帰れなかった。 どうしても、仕事等で家族と時間の調整が取れなかった。
子供たちだけは、楽しみにしていた名古屋へ行ってきた。
3人姉妹の私たち。 実家へ行っても気を使うことが無く、気楽。 (お嫁さんでもいたら、多少気を使うんだけどね。) 妹たちもそれぞれ嫁ぎ、家庭を持っている。 実家の近くに嫁いだ妹もいるし、今のところ至って健康な両親なので、今は心配することも無い。
3日間の名古屋生活から子供たちは帰ってきた。 おじいちゃんの車に乗って。
でもって、おじいちゃんもそのままこちらに泊まる。
3日ぶりにみた子供たちは、ますます元気で、気のせいか大きくなったような気がした。 子供たちは 「お母さんがいなかったから、(ガミガミ言われず)楽だった〜。もっと名古屋にいたかった〜。」 だって。(^^;
おじいさん(父)と話をした。 「○○のおじさんが、入院中なんだけど、危ないみたいだ。」 と。 その叔父とは最近会っていないが、元気な頃の姿しか思い浮かばず、何だかぴんとこない。 この叔父、父の兄にあたる人。 私が生まれたときからいたわけ。(当たり前)
今、私の周りでは病気になる人や、倒れる人がちらほらいる。 考えてみれば、みんな年なんだ。 私の幼い頃からいた人ばかりだもんね。 叔父や叔母もめっきり小さくなり、しわや白髪も増えた。
そりゃそうだ。 小さかった私が結婚し、いまや母となりその子供は中学生だもんな。 私も年をとったけど、まわりだって同じように年を重ねている。
なんだか、ちょっと寂しいけど、仕方ないね。
「俺らもいつ何時(なんどき)どうなるかわからん。」 つぶやく父。 「まあ、とにかく、健康でいてよ。それだけ。」 そんな、ぶっきらぼうな言葉しか言えなかった私(娘)。
お父さん、お母さん、何にも親孝行できないままでいる私だけど、いつまでも元気でいてください。 時には二人、夫婦喧嘩したっていいです。 いまや娘3人はそれぞれ嫁ぎ、一緒に住めないけど、娘もその婿3人もそして5人の孫たちもいつもあなたたちのことを気にかけています。
こうして、娘の嫁ぎ先に遊びに来てくれたり、孫の夏休みの宿題を手伝ってくれたり、私たちの幼い頃の思い出を話してくれたり、人としての有り方を話してくれたり、時にはそういうことが煩わしく思ったこともあったけど、いまではとてもありがたいと思っています。
照れくさくて口には出せないけど、 お父さん、お母さん、いつまでも元気でいてください。 我慢しないで下さい。 何かあったらすぐ言ってください。
私たちはあなたたちの娘ですから。
2004年08月19日(木)
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