2006年06月15日(木) |
ピンクなきみにブルーなぼく |
ピンクが苦手でした。 好きだったのだけど、苦手でした。
だって似合わなくて。 いつもブルーを着ていました。
スカートも苦手でした。 はいてみたかったけど、持っていませんでした。
だって似合わないような気がして。 ジーンズばかりはいていました。
あたしは男の子のようで。 わざと男の子のようにしていて。 友達にも「男の子だったら絶対すきになったのに」なんて言われてた。 誉め言葉だったのかなぁ? まぁ今となってはどーでもいい言葉。 ううん、きっと誉め言葉だったよね。 けど突き刺さったの。
社会人になって。 会社の人がなんだかあたしを女の子として扱ってくれて。 そしてあたし女の子だったことに気づいたんだ。
メークを練習して。 スカートもたくさんはいて。 ワンピースも好きになって。 そして今のあたしになったの。 ピンクがやっと似合うようになった。
白とピンク、そしてブルー。 今のあたしの好きな色。 今のあなたの好きな色。 きっとどこかで繋がってる。 きっといつか出会える日がくる。
目の前の彼があなたでも。 もしもそうじゃなくっても。 どっちだっていい。そんなことが問題なんじゃあない。 あなたがあなたで。 あたしがあたしだってこと。 それだけが大切なんだよ。
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