旧暦八月三日
先日の夕暮れ時、友人と二人で窯場の川の近くで話をしていた時のことです。
「バタン!!」
突然、車の置いてある方向から、ドアを強く閉めるような、すごく大きな音がしました!
「え?いまのなに!?」
ここは山の中、私たち以外に人は誰もいなかったのです。
不審者?いや気配はしなかった、怪奇現象?おばけ?まさか・・、いやいやもしかして器用なサル?まさか、ドアを開けるかもしれないけど、わざわざ閉めるか?しかも強く・・。
「奇怪な・・」
友人とビビった顔を見合わせながら恐る恐る車に近づいてみると、車の下に毛並みを乱したキジがいました。
私たちが近づいたら、テクテクとゆっくりと歩いて逃げていきました。
もしかして、と車をよく見ると、ドアの隙間に羽が!
しかも、キジが羽を広げた状態の形の水滴がドアに・・。
後日、再現するために撮った写真なので水滴はないです
「あぁ、キジが車のドアにぶつかったのか・・」
ようやく状況が飲み込め、怪奇現象じゃないことに安堵したのですが、なんとも間抜けなキジですねー。
幸い、歩けるくらいだから打撲くらいで済んだのかなと思います。
キジからしてみれば、「こちとら鳥目なんでぃ、同系色のものなんかこんなところに置くな〜!」と言いたいところなんでしょうね。
そういや、私らのほうが不審者か・・。