すーごく、きゅーとで可愛い奥さんがいるのに、 どうしても奥さんとえっちが出来ず、 浮気を繰り返すダメ男の正体は死んだ奥さんとの 思い出にどっぷりつかったへたれクンというお話。
いや、記事を見たときはもっと生々しい話かなと 思ったのですが、結局、幽霊に逃げちゃったなあ。 しかも、幽霊というだけで涙がくるにも関わらず、 リコンした父親が、オカマにドロップアウト!で、 で、オカマの父親と浮気者のダンナの理解 (多分)場面があって、又、しみじみさせると、 これでもかと泣きの要素がてんこもり(私だけ?)
奥さんの死がきっかけで、写真家が写真、 撮れなくなっちゃって、こもっちゃって、 その様が見てられなくて、というのは判るけど、 一年くらいというか、もう少し、ひたっていても いいなと思うわけで〜どうして、 ムリヤリこじ開けようとするのかな、 自分の価値観、押し付けて。 それとも、現実に目をむかせようという行為自体も その人が、外へ目を向けるプロセスの一つだから、 必要なのかしら?
だけど一番の問題はこの芝居が、 ただのダメふーふのおもろい日常じゃだめだったのかな。 ということです。 ケッコン6年目の奥さんとどうして、えっちが出来なくなって しまったという、問題がクリアされてないわけで。 幽霊の奥さんと生身の奥さんとだったら、 どっちが多いのと云ったら、ナマミの方が、 断然、多いのですがら、そっちを考えて欲しかったです。
台詞はいいんだけど、問題提起も重いんだけど、 その問題がなぜか、中途半端に感じてしまうのは 私だけでしょうか?
真中ひとみも可愛かったし。 主演カップルは良かったんだけど。 長野里美さんはずっと白い服で、(多分、狙っていた) 最後、昇天するとみせかけた場面で、 ダンナ、成志と最後まで最後まで、爪の先までにぎにぎと 離れない場面が印象的でした〜
脳内変換してしまうほど。 おちはそれかい。
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