| 2003年05月21日(水) |
■オイル(二度目っす) |
本日二度目の「オイル」です。 上手の三階席。ちなみにぴあの優先予約。 こんな時のための会員よねということで〜
二回目なので、いつも以上に莫迦っぽい 感想文です。 (だって、見てきたばっかなんだもん)
やーもーねー。ともかく、 たか子、カワイイね。
(某Mさんが、お好きな俳優を「誠一」がね、と 仰った時、まあ、流石、ひと味違うわと、 思ったが、私もたか子と自然に呼び捨てして いるわと、改めて気が付きました(;´Д`) まあ、それはさておき、)
ともかく、綺麗でバイオレンスで、暴力的で、 ちょこちょこ可笑しく動いて、お母さんの後ろに 隠れて、すぐビンタで、耳殴って、受話器から 幻の10万人の声が聞こえて、復讐の女神で、 予言者で、声が良くて、しかも、弟想いの 姉なの。これが超ポイント!!! この姉という設定が上手いんだよねえ。 恋人だと、愛情で左右されちゃう所がある けど、肉親って、一定というか、どこか無心が あるでしょ。その分、コワイ所があるんだけど。 恋人ではないから、その存在は決して、 一人だけで、次が居ないしね。 だから、誰も彼女を抱き締めてあげられないまま、 舞台が終わるんだよ。
だから、やっぱし、「贋作 罪と罰」が見たいと 思いました。つうか、ラブストーリーがね。 だって、恋愛モノって自分の問題じゃない? 「オイル」は避けては通れないけど、たか子、 可愛いけど、重いもの。もう彼女は一生、忘れない かと思うと、胸が痛いです。泣きそうです。
話はころんと変わりますが、三階席だったので、 役者が奈落に消えたりするのが、見えて楽しい〜 後、たか子と片桐はいりの、気だてというか、 気質がそっくり、ケモノのような親子ぶりは、 息がぴったしも、やっぱ楽しかったです。 (全体的に短い蜜月なんだけどさ)
台詞も二回目なので、ああ、こうだったんだ〜とか、 その重みに、実は初めの頃から、テンション高く、 ぐずぐずやっていた私。 ラスト場面のたか子の咆哮、前回は気が付かなかった しね。金が有ればもう一度、見たいっす。はい。
所で、劇場帰りなのですが、前回、 「やー、判らなかったわ〜」と、 道の往来で莫迦を晒していた------ だって、そーだろ。「難しかった」じゃないんだよ、 判らない?なんでやねん? ラストめっちゃ判るじゃん。 つうか、広島に原爆落ちたの知らないワケじゃないよね。 脳味噌、ついてんのかーーー、我〜と、思わず激怒 してしまった私ですが、今回は サラリーマン文系と渋谷近郊のOLのカップルで、 男の方が、 「言葉遊びが凄かったね」
莫迦やろう!!! 何処のマニュアル読んだんだ。つうか、今更、野田の 芝居をそう評するやろーが居たとは、(;´Д`) 芝居はね、魂で見るのよ。もう、どんなにイロイロ書き込んだって、 根底にあるのは、いつでも愛なんだよ、 こんちきしょー!!! そんな男はくたばっちまえと、思わず鞄で殴りそうになりました。 やらなかったけどさ。やったら、今頃、日記書いてないよ。(^▽^ケケケ
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