2006年02月25日(土) |
■ベルナルダ・アルバの家 |
チケットを売り出す段階で、 大幅なキャスト変更があり、どうなることやらと思っていたら、 やっぱり、どうにもならなかった舞台でした。
絶対的君主としてその家を支配する暴君の母親と、 それに逆らえないながらも、自由をというか、 ぶっちゃけ男を求める5人の娘たちの愛憎劇。
その支配者たるおかあさまのセリフがあんまり、 流暢じゃないというか、なんというか。。。
演出か?
そんなこんなだから、おかあさまに虐げられているムスメたちに、 あまり感情移入ができない。 感情移入が出来ない人達の男の取りあいって、 なんだか、どうよって感じで。。。。
しかも、一番後ろの席のせいか、五人も娘がいると、 それでなくても、あんな誰?なのに、 全員喪服を着なくてはいけないという 制約があって、誰が誰だかわかりゃあしねえ。。 衣装でもうちょっとなんとかならんかったのかと。
テキストは好きなんだろうなと思うだけに、 残念でたまらん。
舞台美術は美しかったです。パテオ風で。 白くて、必要最小限での周り舞台。
ええ、もったいない位に。
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