逝きたい。
それが望まれてるから。
消えろって、言われてるの、わかってるから。
僕の見えない所でも、僕は気づいてしまう。
不思議な力かも。
ほんとに解るんだ。
「ウザイ 死ね」
コレだってそう。
隠しても、僕にはわかっちゃうから。
何でも見えるんだ。
だから。
君たちにどうこう言うよりも、僕が消えた方が早いよね。
それに、君たちには、他人を傷つける事も、自分が傷つく事も出来ないから。
口先だけじゃん。
僕は、恐くない。
ニンゲンなんていつかは死ぬんだ。
それが遅いか早いかだけの違い。
それよりも僕が楽しみなのは、君たちが血を見て、どういう反応をするか。
恐くて叫んじゃったりとか?
それとも泣いちゃう?
オカシイよね。バカみたい。
平気な顔してるだけ。
明日、僕は、授業中に切ります。
多分逝くほどは切れないと思うけど、でも、切ります。
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