サラのひとりごと
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ふぅ〜、暑いし、暇だし、イヤになちゃうよ。 ご主人様もお休みだっていうのに、寝てばっかりいるしさっ。 なんかね、ホントは今日、用があったらしいんだけど、急になくなちゃったんだって。 だったら、サラっちと遊んでくれればいいのにさっ。 夕方、ご主人様がどっかから帰ってきたと思ったら、親戚のチビが一緒にきたの。 おトイレに連れていってくれるっていうから、私がチビのことを、トイレまで連れていってあげようとしたら、転んでやんの。 したら、後ろから見ていた、ご主人様に怒られた。(涙) まったく、歩くのが遅いのよ。 あんたがチンタラ歩いてるせいで、私が怒られたじゃないのさっ!(怒) あ、しょがないかぁ〜。このサラ様の方が足がながーいんですものね。ウフ。 そしたらね、その人間のチビはね、サラっちの、ご飯入れを持っていったの。 ちょっと、人の食器使わないでよ〜って思ってたら、おいらの、ご飯を入れて、戻ってきたの! イヤだ〜、疑ってごめんなさいね。 それと、さっき、引っ張って転ばしちゃって、ごめんなさいね。 悪気はなかったのよ。 それに、昔、尻尾で叩いて転ばしちゃったこともあったけど、あれも、不可抗力なのよ。 そこんとこ、よろしくぅ! さっ、さっ、早くご飯ちょうだいな、おチビさん! おいらと、おチビの仲じゃなーい! って、なになになに!ご飯にミルクまでかけてくれちゃって・・・・。 もう、おチビ様、サラっちは、貴方にどこまでもついていきまっせ! おチビの奴、ご主人様のマネして、「座れ」とか「フセ」とか「待て」とか偉そうに言ってたけど、それにつきあってあげたの。 早く、「よし!」って言ってよ〜。(涎) 「よしぃ」 はーい、いっただっきま〜〜〜〜す!
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