サラのひとりごと
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2000年08月27日(日) 研修生


車に乗って、しばらくすると、なんだか見たことある風景。
って、おい!ここは、おまえの職場じゃねーかよ・・・つーことは、シャンプーかよ。(涙)
とりあえず、しっぽを振ってお店の中へ入るおいら・・・。
うーん、ここはいつ来てもいい匂い〜。
シャンプー以外に来たいもんだよ。
裏に連れて行かれて、恐怖のトリミングルームへ・・・。
ってあれ?ご主人様は入ってこないの?
すると、どこからともなく、見たこともない男の人が・・・・。
なんでも、ケンシュウセイってやつなんだって!
ケ・ン・シ・ュ・ウ・セ・イ?なんだそりゃ?
まっ、人間の世界でも色々種類があるのね。
「ケンシュウセイとやら、私がサラ様よ。挨拶は?」って、おいおい、何私を持ち上げてるのよ!
しかも軽々と・・・。
あ、そっか、あんまり私がスマートだから、お姫様抱っこしようと思ったのね。(笑)
なんて、かわいいボ・ウ・ヤ!
するとね、そのケンシュウセイ、私をシャンプー台の中に入れたの。
なにぃ!その甘いマスクにだまされたぜ!
てめー、うちのヤツの手下だったのか!?
・・・・あ、わかった。あんた脅されてるんだね。可哀想に・・・。
きっと、言うことを聞かないと、チェーン首輪でショックいれられちゃうんだね。
そんなこんなで、そのケンシュウセイってのが、おいらのシャンプーをしたの。
ケンシュウセイっていいね。
だってね、私が動いても怒らないんだよ!なんてすばらしいんでしょう!
私、これから、ケンシュウセイっていうのに、シャンプーしてもらおっと。(笑)
・・・なになに?ケンシュウセイ(研修生)=トリマーの卵(学生)
なぬぅ〜、このサラ様のシャンプーを卵がやったのかぁ!
おいらにはね、カリスマトリマーがお似合いなのよ!
・・・でも、今日の若いお兄ちゃん、結構かわいかったし、サラっちのこと怒らないし、
許しちゃうわっ!
というわけで、もうご主人様には、おいらのこと洗わせてあげないもんね!


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