サラのひとりごと
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車に乗って、しばらくすると、なんだか見たことある風景。 って、おい!ここは、おまえの職場じゃねーかよ・・・つーことは、シャンプーかよ。(涙) とりあえず、しっぽを振ってお店の中へ入るおいら・・・。 うーん、ここはいつ来てもいい匂い〜。 シャンプー以外に来たいもんだよ。 裏に連れて行かれて、恐怖のトリミングルームへ・・・。 ってあれ?ご主人様は入ってこないの? すると、どこからともなく、見たこともない男の人が・・・・。 なんでも、ケンシュウセイってやつなんだって! ケ・ン・シ・ュ・ウ・セ・イ?なんだそりゃ? まっ、人間の世界でも色々種類があるのね。 「ケンシュウセイとやら、私がサラ様よ。挨拶は?」って、おいおい、何私を持ち上げてるのよ! しかも軽々と・・・。 あ、そっか、あんまり私がスマートだから、お姫様抱っこしようと思ったのね。(笑) なんて、かわいいボ・ウ・ヤ! するとね、そのケンシュウセイ、私をシャンプー台の中に入れたの。 なにぃ!その甘いマスクにだまされたぜ! てめー、うちのヤツの手下だったのか!? ・・・・あ、わかった。あんた脅されてるんだね。可哀想に・・・。 きっと、言うことを聞かないと、チェーン首輪でショックいれられちゃうんだね。 そんなこんなで、そのケンシュウセイってのが、おいらのシャンプーをしたの。 ケンシュウセイっていいね。 だってね、私が動いても怒らないんだよ!なんてすばらしいんでしょう! 私、これから、ケンシュウセイっていうのに、シャンプーしてもらおっと。(笑) ・・・なになに?ケンシュウセイ(研修生)=トリマーの卵(学生) なぬぅ〜、このサラ様のシャンプーを卵がやったのかぁ! おいらにはね、カリスマトリマーがお似合いなのよ! ・・・でも、今日の若いお兄ちゃん、結構かわいかったし、サラっちのこと怒らないし、 許しちゃうわっ! というわけで、もうご主人様には、おいらのこと洗わせてあげないもんね!
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