アナウンサー日記
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2001年10月06日(土) 映画「カウボーイ・ビバップ」を見た。

 ずばり、「大人のための」アニメーション映画である。



 パンフレットの中で、ある評論家が平井和正の傑作小説「ウルフガイ」を引き合いに出し、「ビバップ」が世界に誇るハードボイルド作品であることを熱弁していたが、まったくその通りだと思う。


 このクールさは、見なければ分からない。センスの良さでは、初期ルパンに並ぶか、ひょっとしたら超えている。「ビバップ」の映像・音楽・世界観が、この先ハリウッドに大きな影響を与えることも、まず間違いない。



 ただし、映画の「ビバップ」は、あくまでテレビシリーズのワン・エピソードとして描かれているので、ご注意を。初めて見る向きには、不親切かもしれない。


 ・・・いや、考えてみればテレビシリーズの方も、第1話から登場人物の紹介らしきエピソードもなく、いきなりトップギヤで始まったし・・・。映画になっても、「ビバップ」は「ビバップ」らしかったということか(笑)。


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