アナウンサー日記
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2003年10月28日(火) 映画「キル・ビル」を見た。

 国際的オタク監督として名高い(笑)タランティーノ監督の最新作である。タイトルは直訳すると「ビルを殺せ!」「ビルを殺して!」といったところか。すべてを喪った女の、一大復讐劇だ。


 
 この映画、賛否両論が激しい。


 とにかく人がバンバン切られるわ撃たれるわ殺されるわする(R15)し、登場人物紹介テロップがガンガン出てくるし、登場人物のひとりは子供時代がフルアニメーションで描かれるし・・・なんというか、これまでの既成概念が全く通用しない映画。
 また、物語の半分以上が日本国内で進行するが、その日本の描かれ方がハチャメチャ。「沖縄にこんな刀鍛冶いねえよ!」とか「日本刀抱えたまま飛行機に乗れないってば!」とか、突込みどころ満載。しかし「この映画は日本を誤解している」と決め付けるのはもちろんナンセンスで、つまりタランティーノ監督が「日本が本当にこういう国だったらいいのに!」という理想像を映画化した、ということなのだろう。


 これらを気持ちよいと感じるか、最後まで違和感がつきまとうかで、評価がまっぷたつに分かれるのだと思う。


 ワタシは・・・面白かったデス。


 

 特に女子高生殺し屋「ゴーゴー夕張(ゆうばり)」の美しさに痺れた。


 早く完結編が見たい。


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