アナウンサー日記
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2006年12月31日(日) |
さようなら2006年。 |
月並みなようだが、今年も、いいことも悪いこともあった。
だが、中でも特別いいことがいくつかあった。
ひとつは、大学時代に書いたミュージカルの脚本が かつての仲間の演出によって、宝塚歌劇団で上演されたこと。 http://www.enpitu.ne.jp/usr/bin/day?id=8369&pg=20060903
もうひとつは、大学時代の後輩であるテツandトモと ステージで共演できたこと。 http://www.enpitu.ne.jp/usr/bin/day?id=8369&pg=20060930
そして、私の書いたラジオドラマ脚本「霊界ラジオ」を、 NBCのアナウンサー10人全員で演じてもらったこと。 http://www.nbc-nagasaki.co.jp/anaana/index.html
いずれも自分にとって最高に幸せな出来事で・・・ 特に宝塚は、実際に観劇しながら、あまりにも幸せすぎて、 舞台が終了すると同時に寿命が尽きるのではないかと思ったほどだった。
上にあげた三つの幸運な出来事は、いずれも私が大学時代から続けてきたことが関係している。
大学時代は、毎日歯を食いしばって生きていた。 努力が徒労に終わり、周囲からそっぽを向かれて砂を噛む思いをすることも多かった。 だがまさか20年近く経って、過去の自分から贈り物を受け取ることになるとは・・・報われる日が来るとは夢にも思わなかった。
人生なかなか思うようにいかないが、時にはいい方に転がる事だってあるようだ。 だがその幸運は一見気まぐれなようでいて、やはり頑張っている者のみに訪れる(気づくことができる)ものだとも思う。
人生は同じところをグルグル回っているようで、実は螺旋状に上昇しているのだという。
大学時代からのギフトは、大人になった私の背中を押した。おかげで、私はまだ走れることに気づいた。 もちろん、全力疾走が出来たあの頃ほどじゃない。随分なまってしまったけれど、高みを目指して踏み出すことのできる足を、私は持っている。
いや、本当は全ての人が持っているのだ。
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