Small Talk 〜雑談〜

2010年12月10日(金) 地盤が固まる

先月はダイビングのAOWも取得した。
冬の海にはドライスーツで潜るのだが、
服を着て潜る海は温かだった。

転職から1年が経った。

5日前に、土台が固まった感触が訪れた。
経済面、安全面、メンタル面、すべてが整えられた。

次のステージを迎えたな、という感触だ。


今年の初め、社内新年会にて
「今年の目標は筋トレです」と適当に言ったのだが
本当に筋トレの年になった。

まさかマラソンをやるとは
まさか海に潜るとは
まさか3000mの山に登るとは
まさか仕事で英語を使うとは
まさか人と繋がる感覚を得るとは(しかもスポーツで)
まさかボーナスを貰えるとは
まさか年収が倍以上になるとは
まさか人を好きだと思える余裕が生まれるとは
まさかここまで自分が空気読まずに開き直れるとは
まさか自分が生きていることに疑問を持たなくなるとは

3年間でここまで化けた
物凄い根性だし実に獰猛だ。這い上がって、すぐに開拓。
今年はしっかり世界に触れた。何故か絶えず勇気はあった。
考えすぎて勇気が萎えても
「相手がジャッジする領域だから聴かなきゃわかんね」と
開き直る図太さ。自分の領域、相手の領域、自分の力、相手の力。
過去には絶対戻りたくない。
今がこれまでのベストだし、もう2〜3年したら
今は言語化できないこの手応えの意味が全部繋がって
とても大きなもの…システムのようなもの…が見えてくる気がする。

異動先の若手(通称短パン君)には今日
「パワー系女子」という称号をもらった。

新しい上司は段取り上手でデキる人だ。
その計画性は、これまで常に臨戦態勢かつ予測不能の状況下で
サバイバルを繰り広げてきた私に最も欠けているもの。
私は、物事の詳細や本質はおそらくかなり正確に
捉えることができると思うのだけど(分析好きだし)
来年あたりからは力技ではなく、全景と未来を見て、
先を読んで動きを決めていくというプロセスが課題か。

リカバリー以後、自分の意志で好きだと感じ、
なおかつ行動に移してみようと思えた相手は、いわゆる草食系男子で
パワー系の力と勢い任せの獰猛さで近づくと逃げる。
その場が決戦ではない
すぐに答えを出さなくてもいい
答えが出ない時は出ないから、そういう時は様子を見る
自分ばかりが対処役に回らなくてもいい
自分が動かないことが、相手への愛になることも沢山ある
私は私を動かす、相手は相手が動かす
手を出さずに、自分をぶつけずに、相手を見守る
でも私は私の道を歩き続けたければ歩けばいいし、
立ち止まりたくなったら立ち止まって相手を待てばいいし

この3年間は、基盤を固めて軌道に乗せることに集中していたので
(逆にそうでなかったら這い上がれなかっただろう)
基盤が整った今以降もパワー系でいる必要はない。
逆に、攻めるでもなく、閉じるでもない。
自分を生かす、相手も生かす、でも我慢はしない、成長はする。

パワー系の自分は結構好きなんだけど
熱中しすぎて盲目的にやるとつらいわ…体力が。

でも今年、無邪気で果敢な私のスタンスは
周りにゆるさと勇気と温かさを振りまいた気がするよ
そのままでもいいとか
あなたの声は届いているよとか
私は冒険しちゃうもんねーとか

私は生きてるだけで人を癒しているよ


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