泳ぎきれず 沈んでいく言葉たち僕は遠くで何も出来ず それを眺める器用さを求めた 幼い夏の暑い日過去に捕まり 明日の行方は見失った泳がずにただ 浮かんでいる言葉たち僕は遠くでそれを沈める 言葉を探した優しさを求めた 酷く寒い冬の日ただ何気ない 言葉が僕には欲しかった言葉に意味は 与えずに放ち続ける誰の為でもなく 足跡を一つ増やすだけ