切れ端。

2005年01月29日(土) 交差点の向こう。

…時計の針がまた一つ進む

作るのを諦めたパズルを 捨てずに取っておいても

…時計の針がまた一つ進む

何一つ変わらないし 何一つ救われるわけじゃない

…時計の針がまた一つ進む

何かに躓いたまま その原因を見つめることに もう興味も湧かない

…時計の針がまた一つ進む

何にも報われない だからそこに 諦めの墓標を立てるのも興味がない

毎日何かが変わり 毎日誰かが泣き 毎日誰かが笑い 

毎日誰かが幸せを手にし 毎日誰かが不幸せと出会う

新しい何かは 目の前にいつも広がる

信号がもう変わりそう


だから 高い窓からパズルを投げ捨てた


 < BEFORE  INDEX  NEXT >


shinsuke [MAIL]