おてんきや日記
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2003年08月21日(木) 運動不足

先月から今月の半ばにかけて、驚くほどに仕事が忙しかった。
大変ありがたく、うれしく思う気持ちと裏腹に、
私の体はカチンコチンに固まってしまった。
元来の運動不足に加え、1日何時間も机に向かってパソコンの画面とにらめっこ。
体がさび付いたように固くなり、腰は痛い、腕もだるい、足はむくむ。
おまけに目は充血し、偏頭痛もひどかった。

これはもう危機的な状態だ。
体に酸素が足りない。
関節がギシギシと音を立てている。
体中の毛穴はふさがって、皮膚呼吸も体温調節もできない……

「んも〜う、我慢できない〜っ!!」
ある日、私は娘を保育園に預けたあと、急いで自転車用のジャージに着がえて飛び出した。
いつもなら、ご近所の目を気にして日中はそんなことしようと思わないのだけど、
(「あのお母さん、子どもを保育園に預けて何やってんだか」と思われそう)
もう、我慢の限界だった。
これ以上ほうっておいたら、窒息してしまいそうだった。

格好なんて、人の目なんてどうだっていい。
今すぐに体に酸素を送らないと、どうかなってしまう〜。

飢えた人のように自転車を走らせた。
とにかく自分の体に負荷をかけたかった。
汗をかきたかった。
自分の体に血液を流してあげたかった。

でも、そんな気持ちとは裏腹に、すぐに息が上がり苦しくなってしまった。
そりゃ、そうだよね。
ず〜っと運動不足なんだもん。
いきなりやったってね。
出掛けたときの意気込みもむなしく、早々と退散するはめになってしまった。
(情けな〜)

それから、毎日とはいかないけど、少しずつ体を動かす時間をつくるようにしている。
時間に余裕のあるときは自転車。
余裕のないときは、ジョギング。
もう人目を気にしなくていいように(もちろん日中は仕事の時間、という理由もあるけど)、
早朝に出動するようにしている。

その程度の運動では、とても今までのツケは払いきれないけれど、
それでもとっても気持ちいい。
苦しいけれど、そう快感がある。
また、朝のあまり人のいない時間帯の空気を、独り占めしてしまうのも楽しい。

運動不足だと、体が汗をかくことすら忘れている。
このごろになって、やっと汗をかけるようになってきた。
それでも、3日も机に向かいっぱなしの日が続くと、
また元通りになってしまう。

忙しいときこそ、体を動かす時間をつくる必要があるって、すごく実感している。
でも、忙しいときって、時間が惜しくてなかなか実行できないんだよね。
時間をつくるのって、本当に難しい。
だけど、この仕事が好きだから、長く続けていたいから、気持ちよく続けていたいから、
やっぱり体のメンテナンスは欠かせないことなんだよね。


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