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先日 我がバンドの録音を終え 晩飯を食べにいった それは お気に入りのラーメン屋 スープも麺も具も 全てがお気に入りのラーメン屋 ただ こってり過ぎてつらいときが多々あり それを緩和するため トッピングにはもやしが欠かせない この日も「味噌ラーメンにもやし」を食べようと心に決め 意気揚々と店に向かった うん 今日は混んでないな すぐに食べられそうだ さっそく食券を「味噌にもやし」と頭で確認しながら買って 店員に渡し 席に着く そのとき ふと頭をよぎる違和感 なんだろう? 何かがおかしい どうしたことだ? 違和感で頭をいっぱいにしながら待つ事しばし 店員が手にしたラーメンを見て違和感は無くなった が・・・ 注文後からラーメンが出てくるまでの 心の変動を記号でご覧頂こう 「・・・???・?・」→「!?!?!?」→「!!!!」 ラーメンを出す店員の言葉で全てを悟った 彼曰く「もやしラーメン がんばれもやし!」 目の前には醤油スープでもやし山盛りのラーメンが!! なんと もやしラーメンにもやしをトッピングしてしまったのだ 今にも崩れそうになほど山盛りのもやし! 大量のもやしに注がれる客の熱い視線 何処から手を付けて良いものかと にわかにパニクる私 いつもの事と言わんばかりに冷静な店員 その店内風景の異様だが絶妙なコントラストは とても鮮明に私の心に焼き付けられることとなった 食えども食えども もやしばかり 麺より多いもやし スープに浸りきらないもやし そんなラーメンを 何とかたいらげ 店を出たとき 夜空の星はとても綺麗だった
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