あんな事を書いてはいるが 餓えた雰囲気を表面化させたいとは 微塵も思ってはいないんだ 飄々とね 無関心気取って 虎視眈々と獲物に狙いを定めていたい 滾るものは内面で燃やし続けながらね そもそも面倒事が嫌いなんですよ 欲求を前面に出したり 感情的な行動をすると 風当たりが強くなる一方で無駄に労力がいるから 主義主張なんて無いふりしている方が 周囲から変に意識されないで楽だ それに信念なんてものは 腹の底に一本だけ通っていればいい 声高に叫ぶ必要なんかないと思う まぁ獲物を狩る極意ってのは 気配を悟られずに近づき 最高のタイミングを逃さず 最小の動きで息の根止める 気負わず 冷静に 確実に 相手が獲物じゃなくてもね 自然体で当然のようにってのが大切なのかな そんなこと言いながらも 外見上の特性が勝手な主張をしているのと 滾るものが内側から滲み出てしまっている相乗効果で 何考えてるかわからない無表情の危険人物 そういう風になってしまっている感は否めなく また、そんな評価を大いに楽しんでいたり 周囲から少々距離を置かれていて楽だなと思ったり 困るのは終着点が何処なのかわからないところだな まぁなるようにしかなんねぇけどな
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