昨日の夢 ■2001年02月04日(日)■ 山道を歩かねばならなかった 周囲には たくさんの人がいた みんな思い思いの格好で 同じ目的地を目指しているようだった チンパンジーの一群を連れたボランティアがいた 学校の先生達がいた ボランティアの1人らしい岸本加世子を わたしが背負う羽目になった 「37kgよ」と耳元で言われた 大人の女としては軽量だったが わたしの身体は故障しているらしく 彼女を背負うと 膝が笑って 立ち上がることすらできなかった いろんなものに縋りながら 脂汗を流して 立ち上がって 一歩踏み出す度に 膝が崩れるのに 懸命に堪えていた わたしの様子に気づいても 誰1人として 代わりを申し出なかった パフォーマンスだと思っているような 素振りを見せた ゆっくり足を踏み出し 膝が耐えられるようになると 歩き方を工夫した いつも手すりか 山道に軒並ぶ 屋台の店先を頼りとして 体重を支えていた そのうちに 彼女がわたしの背から降りると言い 手を繋いで ゆっくりと歩いた なんでわたしが彼女を背負わなくてはならないのか という不満を呑み込んで 歩いていたのだが 自分で歩いてくれる彼女に 大きな成長を感じて ありがたく思った 気がつくと 古い学校の教室だった 岸本加世子は 浴衣に着替えて 踊りのボランティアに参加すると言った そこが目的地だったかどうか よく解らない
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KATE ささやかでもない一日 マイエンピツに追加 |