予想されること ■2001年02月12日(月)■ 細く 無数かとも思えるたくさんの糸に 吊されているモノ・・・ わたしを楽しませるそれは 確かに糸に支えられているというのに 無邪気に しかし確実に 鋏を入れていく作業が続けられる なんの悪意もなく糸を切る 何気ない 拒絶のコトバや行為が 確実に繰り返されていくうちに ある日 なんの前触れもなく それは目の前から消えるのだろう 落ちて無惨な姿をさらすのだろう そのときに わたしは 見て見ない振りをした自分を正当化しながら どの糸が致命的であったかを あれこれと説明するのだろう 鋏を入れ続けた人は そのとき初めて 呆然と途方に暮れる
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KATE ささやかでもない一日 マイエンピツに追加 |