忘れないうちに出産のときのことを。
<6月10日> 予定日超過のため、誘発分娩が決定。 翌11日10時に入院することに。 院長には「今の状態は異常だと思ってください」とまで言われかなり落ち込みました。 帰ってきてから長い時間散歩。 実家に帰って報告しつつてんぷらをたらふく食べました。 そして家に帰ってきて、ステッパーを踏みまくってみました。 夜、お風呂に入っているときに出血。 おしるしか? ちょっとやりすぎたかな〜と反省。 でもどうせ入院だからと気にせず就寝。
<6月11日> 5時ごろ軽い腹痛で目が覚めました。 なんとなく規則的。 昨日のてんぷらのせいかと思いつつ、5時半ごろお手洗いに行くとまたもや出血。 軽い痛みが続いて眠れないのでそのまま起床。 PCをいじりながら間隔を計ってみると5分から8分おきくらいに痛みがやってきます。 これは陣痛かもと希望が! でも我慢できるし、痛みの時間も短いし…と半信半疑。 あとから考えるとこれが前駆陣痛というやつでした。 10時に入院だからとは思ったものの、心配だったので9時頃病院に電話。 我慢できる痛みだったら10時、つらいようだったら早めに着て下さいとのこと。 まだ我慢できる痛みだったので、10時に病院へ。 病院についてすぐに内診。 子宮口は3センチ。 モニターをつけて痛みの間隔を計るとまだ5分〜8分くらいで不規則。 その後、30分程アロマオイルを使った足浴。 香りはレモングラスでした。 足浴も終わり痛みもそんなにつらくないので、しばらく旦那とモニター室で横になって談笑。 そんな中、11時55分に突然破水。 なにかがはじけた感じで飛び起きました。 急いで助産師さんを呼んでもらう。 内診をするも子宮口はそれほどひらいておらず、またもや放置される。 私は昼食、旦那は昼食&両家に連絡のため一度帰宅。 この時ぐらいまではまだ余裕。 2・3分おきくらいにくる痛みに耐えつつお昼完食。 12時半くらいからどんどん痛みがつらくなってきました。 痛みのため横にもなれず、ベットに座って耐えていると、旦那が帰ってきたので痛みの間隔を計ってもらいながらさらに小一時間耐える。 1時50分くらいに助産師さんがやっと来て、内診したら、子宮口は6センチ。 再度モニターをつけられ、またまた放置。 このあたりからさらに痛みが倍増。 30分くらいモニターかけたのだけど、後半10分が相当つらかったです。 いきみたくて仕方ない状態になのにいきめないので、股を押さえてひたすら耐えました。 2時20分過ぎに助産師さんがやってきたので、「出ちゃう〜」と訴えてみたものの「まだ出ないから」と軽く流される。 でも念のためにとLDR(分娩室)に移動。 「夕方くらいには会えるかもしれないね〜」なんて言いながら内診したらすでに子宮口全開! 6センチから全開まで一気だったらしいです。 念のためじゃないよ…。 「あら全開だわ〜」と助産師さんもびっくり。 その後なにも指示がないので「いきんでいいんですかー!?」と聞いてみました。 いきんでもOKでしたが、突然だったので分娩の準備ができておらず、助産師さんちょっとあせりぎみ。 旦那も動員して分娩準備。 準備がすんだら、そこからはひたすらソフロロジー式呼吸法。 息を止めずに吐きながらいきむ! 旦那はずっとうちわであおいでくれました。 そして午後3時20分、女の子誕生♪ 3272グラム、48センチ。 あまりにあっという間すぎて、感動する暇もありませんでした。 ちなみに旦那は「あ〜人間がでてきた」と思ったそうな。 すぐに胸の上に置いてもらいました。 重くてあたたかかったです。 そしてとてもとてもうれしかったです。
そんな喜びもつかの間、すぐに赤ちゃんは処置のため取り上げられ、私は産後の処置。 胎盤が出るのは早くて楽でした。 でも分娩までが早すぎたため、会陰がかなり裂けたご様子。(切開もしたのに。。。) 縫うのがつらかった…。 麻酔効いてないし。 陣痛より痛かった…。 4時20分頃すべての処置が終了しました。 その後は分娩室でそのまま休憩。 起き上がれないため、夕ご飯は旦那に食べさせてもらいました。 しばらくして母と妹が来てくれました。 分娩がなかったので分娩室でゆっくり休んで、午後7時半頃病室へ。 起き上がることもできず、歩くのもかなりしんどかった〜。 でもなんとか終わって一安心。 みんなに出産報告メールを打ちまくりました。
<その後> とりあえず誘発にならなくてほんとよかったです。 出産の痛みはもうほとんど忘れちゃいました。 でも産んだらもっとすっきりするのかと思ってたけどそうでもないです。 あちこち痛いし。 次の日は筋肉痛でした。 ふくらはぎとか太ももになぜかあざはあるし、膝に傷ができてるし。 (痛みに耐えるときに膝をつかんでいた) そういえば、分娩台にレバーなかったな。 助産師さん出すの忘れたんだろうな〜。 そんなこんなですが、やっぱり安産でした。 よかったよかった。
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