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2003年05月12日(月) ゆらゆら帝国。

 昨夜(というか今日)、結構大きな地震がありましたね。
揺れで目を覚まして、寝ぼけながらもテレビで確認したら、
震度4だったとか。

 先週も夜中に地震があったし、最近頻発してますねえ。
そろそろ来るんでしょうか、東海大地震。

 地震大国(?)静岡県に生まれ育った私は、物心ついた頃から
かれこれ20年近く、東海大地震が近いうちに来ると、
聞き続けてきましたが、予兆はよくあるものの、デカイ本番は
なかなか来ない。狼少年並みだ。でもいつか絶対来る。

 東京は、東海大地震がきても、静岡ほどの揺れはないと言いますが、
ビルが多いので、高い階にいると揺れが余計大きく感じられて、
大した震度ではなくとも、結構ビクビクします。

 それに、地下鉄やら地下道やらで、地面の下も深く掘ってあるから
地震にもの凄く弱そうなイメージがあるのよね。東京は。海抜も低いし。


 学生時代には防災訓練は付き物で、私の通っていた小学校は
海沿いだったこともあり、地震の防災訓練は、大掛かりなものを
年に何回かやっていましたね。

地震発生のサイレン → 机の下に潜る → 防災頭巾を被って運動場避難

 ここまでは、どこの学校でもやるんだろうけど、その後に、
津波が発生した場合を想定しての避難訓練 なるものがあるのです。

 全員で、地域の最も高いビル(5階建て以上)に避難するのですが、
この訓練があるだけで、地震が起こったら、大変なことになるんだな、
という緊迫感が凄くあって、子供心にドキドキしたものです。

 津波は河川を逆流して、海から離れている地域にも広く被害を及ぼす場合も
あるし、東海大地震発生の場合は、建物崩壊の他にも火災が発生して、
大災害に発展、都市機能が全てストップすることも十分考えられるので、
万が一、家へ帰れない場合のため(私立小学校だったので遠方通学が大半)、
緊急用の毛布を、全員学校に置いていました。

 親と連絡が取れない場合は、どんなに距離が遠くても、歩いて
帰らなければならないので(小学校と私の家の距離は、約20キロ)、
住んでいる地域毎にグループ分けされて、帰宅ルートの確認などもする。


 小さい頃からこういった訓練やビデオ、研究施設見学などで、地震の怖さを
刷り込むのですよ。清水だからと言って、蜜柑とお茶とサッカーだけで
生活している訳ではないのです。(当たり前)

 
 天災は忘れた頃にやって来る、と俗にいいますが、
東京で震度6の大地震なんぞ起こった日には、未曾有の大パニックに
陥ることは想像に難くない。阿鼻叫喚の地獄絵図だな。
有効な避難策を考えねば。 


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まめ。 [HOMEPAGE]