| 2003年10月19日(日) |
花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき。 |
とうとう26歳になりました。
25歳の誕生日は、20代の節目の年だと、 これからの人生に向けての期待に、能天気に 胸を膨らませていたものですが、蓋を開けてみれば 表層は、これといって変化もない凪の状態に見えつつ 水面下では、今まで目を背けて、先延ばしに放っておいた 自分の弱さやいい加減さや、それらが招いた不安と 対峙せざるを得ず、しかし納得できる答えも打開策も 全く見当たらずに、葛藤を重ねた年だったような気がします。
まだまだ子供じみた甘えや、現実を顧みない楽観的な考え方が 捨てきれず、人間的に未熟としかいえない状態ですが、 可能性を冷静に見極めたうえで、自分でどう人生を選ぶか、 停滞気味の現状を整理する時期が、そろそろ来たように感じます。
いつまでも実現不可能な理想を抱え込んで、それが原因で 前に進めないと判断するなら、どんなに愛着があっても 切り捨てる力が必要だし、それでもそこに価値が見出せるなら もっと強く自信と信念を持って、逆境でも前進する強さが必要です。
数年後、自分がどんな道を選ぶのか、結局なにも選べずに、 同じような葛藤を捏ね繰り回して、ウジウジ停滞しているのか、 全くもって五里霧中の現状ですが、一度きりの短い人生、 いつまでもやり直せる訳でもないので、どんな結果が 待っていようとも悔いが残らないよう、自分を見失わない ようにしたいです。
|