| 2003年11月19日(水) |
フジヤマゲイシャハラキリニッポン。 |
今日は水曜日、レディースデーということで。 映画が1,000円なので、観に行ってきました。
例のアレですよ。片言の日本語炸裂の、「KILL BILL」
タランティーノは、実はあんまり作品観てないんですが。 「パルプフィクション」を、大学の英語の授業の ヒアリング教材として、ちょっとだけ使ったんだけど、 もともと英語の苦手な私には、モノホンの外国人が話す英語は 早口過ぎる上、スラング多すぎて壊滅状態だったので、 なんか個人的にも観る気がしなくなっちゃったのよね。
で、気になる内容ですが。
映画観て、あんなに笑ったのは久しぶりだ!!! すっごい面白いよ。 タランティーノは、本当に日本カルチャーが大好きなんだなあ。 キッチュなセンスでぶっ飛んでて、でも凄く構成も練られている、 日本のサブカル映画を観ている感じだった。 (あんな完成度は、日本の映画じゃありえないが)
外国人から見た、間違った日本文化観、というよりは、 外国からの文化や情報に埋もれて育った、若い世代の 日本人からみた、古い日本映画の世界観、の方が近いか。 かなり自分なりに咀嚼解釈して、捩っちゃってますが、 愛に満ち満ちてます。リスペクト!!
ユマ・サーマンやルーシー・リューの片言日本語も 確かにおかしいけど、二人のタイマン勝負のBGMに
梶芽衣子の「修羅の花」流す、その感覚が凄すぎる。
つうか、パンフレットにも書いてあったけど、 梶芽衣子が好きなのね。タランティーノ。
昨今流行りの、続き物の映画は、ロードオブザリングもマトリックスも ハリポタも観ていない(というか観たくない)私ですが、これは続編も 絶対映画館に観に行く。
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