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2003年12月21日(日) 幸福論。

 最近、自分自身の言動を、ふと客観的に見直す瞬間があるんですけど。
なんていうんでしょうかね。


自分の小悪党ぶりというか、小心者加減と後先考えないアホさ加減に、
感心と驚嘆と嫌悪と自嘲と安心と不安がチャンポンでよう判らん。



 …なんとも複雑な心境です。
色であらわすなら、ドドメ色な気分。

 人間、自分の考える幸福のために、恥やモラルを忘れて
形振り構わず突っ走れられたら、大抵のことは出来る。
それで本当に幸せになれるかどうかは、微妙だけど。

もっとも、小心者で小悪党な私は、そこまで吹っ切れられないですが。



 人間の幸福は、なんらかの他者の犠牲の上に成り立ち、
その犠牲について考えてしまう限り、本当の幸福は
ありえないのではないか、と考える今日この頃。

 犠牲の子羊を哀れんだら、自分が子羊になるしかないんだろうか。
気づかないふりをする暗愚さも許せず、自己犠牲を払う覚悟もないくせに。


 私は自分が可愛い非常に利己的なずるい人間だから、
自分が子羊になるのは嫌だと思ってしまう。

 それならば、目的のためなら、犠牲もそれを他者に強要する自分をも
必要なものだと言える、確固たる信念と強さが欲しい。

 強くなりたいです。


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まめ。 [HOMEPAGE]