観て来ました。「KILL BILL Vol.2」 http://www.killbill.jp/
相変わらず、カンフーやら、マカロニウェスタンやら ビルのオッサンのスーパーマン講座やら、子連れ狼やら B級カルト感漂うアホ要素満載でしたが、
映画全体は、超ド級恋愛映画でした。
タランティーノが、ただのB級カルト映画マニアに終わらず 鬼才 と言われる理由が、この映画を観るだけで納得できた。 すげえや。オッサン。
ソフィア・コッポラと噂になるだけあるね。 (それ関係ないし)
もう、ビルとブライトが対峙するだけで、切なくて切なくて 胸がキュンキュンいいっ放し。 ビルが、ありえないくらい格好よすぎ。フェロモンむんむん。
クライマックスの最終対決も勿論いいけど、冒頭部分の 結婚式の予行練習に現れたビルとの会話場面が 私の乙女センサーを撃ち抜いたね。
ロマンチックってのは、ああいうことを示す言葉だ。
Vol.1では、復讐というキーワードが表面に出ていたけど、 まさに愛憎紙一重とは言い得て妙。 今回の劇中の愛情血糖値の高さと燃焼具合に思わず拍手。
そして相変わらず、お家芸の乱闘シーンも大迫力で格好よかった。 タランティーノは、女同士のガチンコタイマン勝負 大好きだね。 そっちの方が全然格好いいもの。
それこそ、えげつない手を使ってでも、気に入らない相手は 徹底的に叩き潰す、っていうのが、女同士の方が容赦なくて 素敵なのかね。
なにはともあれ、「鬼才タランティーノ」の看板に偽りなし。 すごくいい映画だった。面白かった。
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