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2004年06月04日(金) ラヴストーリー

 観て来ました。「KILL BILL Vol.2」 http://www.killbill.jp/

相変わらず、カンフーやら、マカロニウェスタンやら
ビルのオッサンのスーパーマン講座やら、子連れ狼やら
B級カルト感漂うアホ要素満載でしたが、

映画全体は、超ド級恋愛映画でした。


タランティーノが、ただのB級カルト映画マニアに終わらず
鬼才 と言われる理由が、この映画を観るだけで納得できた。
すげえや。オッサン。

ソフィア・コッポラと噂になるだけあるね。 (それ関係ないし)


もう、ビルとブライトが対峙するだけで、切なくて切なくて
胸がキュンキュンいいっ放し。
ビルが、ありえないくらい格好よすぎ。フェロモンむんむん。


クライマックスの最終対決も勿論いいけど、冒頭部分の
結婚式の予行練習に現れたビルとの会話場面が
私の乙女センサーを撃ち抜いたね。

ロマンチックってのは、ああいうことを示す言葉だ。


Vol.1では、復讐というキーワードが表面に出ていたけど、
まさに愛憎紙一重とは言い得て妙。
今回の劇中の愛情血糖値の高さと燃焼具合に思わず拍手。


そして相変わらず、お家芸の乱闘シーンも大迫力で格好よかった。
タランティーノは、女同士のガチンコタイマン勝負 大好きだね。
そっちの方が全然格好いいもの。

それこそ、えげつない手を使ってでも、気に入らない相手は
徹底的に叩き潰す、っていうのが、女同士の方が容赦なくて
素敵なのかね。


 なにはともあれ、「鬼才タランティーノ」の看板に偽りなし。
すごくいい映画だった。面白かった。


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まめ。 [HOMEPAGE]