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2004年07月26日(月) スローライフ。

 土曜日から2泊3日で京都旅行。
今回は、京都のメジャーな観光地を行く、というのがテーマだったので
いつもに比べると、私的にはかなり楽なスケジュール。

話は変わりますが、京都旅行についての一考察。


京都といえばお寺。

京都に来るのは修学旅行以来、というような人が京都旅行するとき、
たいてい、「お寺とか見るの好きだし」っていうんだよね。
まあ、他に京都で思いつくものがないせいもあるんだろうけど。
確かに、それは間違ってない。でもさ。


「京都の寺」は、基本的に「庭園」がメイン。

だから、京都の寺の楽しみ方といえば、名物の庭園を
ゆっくり歩いて眺めるか、腰掛けてのんびり眺めるか。

それなら、視界に忙しなく人の姿が入ったり、ザワザワと
話し声で落ち着かない場所よりは、静かな場所の方が当然いい。

交通の便のよい人気スポットや、桜や紅葉の盛りのオンシーズンは
どうしても混雑は避けられないので、誰にも邪魔されず、静かな
場所を探すのなら、事前の下調べや多少の移動時間は当然の労力。
(オフシーズン、真夏と真冬の京都は、自然環境が苛酷です)


「京都の旅」=「スローライフで癒しの旅」

そんな雑誌の謳い文句は、「庭園の楽しみ方」を考えれば、
確かに間違いではないんだろうけど、


仕事に追われ忙しい日常。
ふと思い立ち、癒しを求めて初めての京都へ。
旅先ではゆったりとした時間の流れに身をまかせ
眠りにまかせて昼過ぎに起き出し、そぞろ歩きの最中
ふと立ち寄った静謐に包まれた寺でのんびりしたい。



と夢見ている人には、
下調べは重要・拝観時間は、基本的に 9:00〜16:30 という条件の中で
京都のお寺を満喫する、っていうのは、かなり難しいよねえ。
もちろん、不可能とは言わないけど。


私のような 寺社オタク のように、
「できるだけお寺を見る」という点に重点をおけば、

早起き必須・歩き回るのは覚悟の上

という体育会系の心構えが、回数を重ねるうちに自然と出来上がるので、

京都の旅=いい汗かいてウォーキング=超健康的

くらいに私は思っております。それもどうかな。



まあ、運動不足で屋外に出ることもない都会生活で
狂い歪んでしまった心と身体をリフレッシュさせる、という意味では
あながち的外れとはいえないような。


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まめ。 [HOMEPAGE]