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ただいま(つけたし) | 2004年06月21日(月) |
群馬だ。 あちーぞ 早くもホームシック発生して、アメリカに電話したら「電話してくんの早いよ」って言われた。だってさーさびしいんだもん。いいじゃん! それで、声聞けてちょっとうれしかったり・・・ と、まあそゆことです。 東京である、蜷川美花の写真展スタッフに応募してみた。明日面接してきます。そしたらそのあと採用されたら、あずんち居候しながらバイトしてきます!採用されるかなーどきどき 日本は・・・なんともいえないな。 時差ぼけとかでぼーっとしてます さてと、明日だ明日。 目を瞑って、自分の部屋を思い出す。 アメリカで10ヶ月、荷物はだいぶ増えた。 大きな本棚じゃ収まらないくらいたくさん。 そんな部屋を思い出してみた。 目を瞑ってしまえば、そこには変わらない暗闇があって どこに居たってそれが変わることはない。 なのにここではお母さんがお皿を洗う音が聞こえる。 ちょっと不自然で、それでいて落ち着く。 日本にはやっぱりわたしの家がある。 だけど、日本にあるわたしの部屋はどうしたって アメリカにあるわたしの部屋には敵わない。 さて、どうする。 海の上を飛んでいるとき飛行機がものすごく揺れて、「あ、死ぬかも」って思ったとき、目に映ったのは彼が描いた蝶々の絵だった。 ”最後”に見た、彼の絵だった。 あの絵は、わたしの中で今までの人生最高の絵。純粋に感動した。信じられないくらい綺麗で繊細で、それでいて力強い。 わたしの目には、蝶々が地に根を張ろうとしているように見えた。 彼は花が蝶々になるところを描いた。 どっちがほんとうなわけじゃなくて、それはきっと、見る人だったり描く人だったり、なんてゆうのかな、その人の心が決めることなんだと思った。 あの絵を見た人は何人いるんだろう。 わたしは真剣に、世界中の人にあの絵を見て欲しいと思う。見るべきだ。そんで考えるべき。 ほんとに、ショウは天才。あんな絵が描けるなんて。 |