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2005年05月17日(火)

いちにちいろいろなことがありました。

フィルムをピックアップして
フィルムを現像して
写真を焼いて
暗室からキックドアウトされて
写真のクラスにいって
帰りにスタバで写真をながめ
家に帰ったらそそくさと写真の整理して

まったくもって写真一色です。

もういや、といいながら
なんともたまらん毎日なんです。
写真を焼くのがたのしくてしゃーない。


なんだか ぬくもりが欲しいです。
朝起きて、目の前に王子様とかいたらステキ。
そしたらきっと7分で部屋を片付けられる。
あしたは王子が学校にやってくる日。
わーい




ぬわぁーんだかパッとしない。
そのもやもやのせいか、眠れない。
気がつけば結構充実した毎日。
なのに何か足りない。

今は、どんなことも抽象的に表現できなくなった。
アタマのなか全部具体化されてしまったようで、
目に映るもの、形とか色とか
なんかとげとげしくて、気が滅入る。

たとえば、目を閉じて写真を撮ったら
どんなものが写るんだろう。
きっとどれもでたらめな写真だろうけど、
それがほんとうの世界なんだとおもう。
だってわたしたちは、目を開いた瞬間から
具体化されてしまった世界を見て、
常に何を選ぶかってことに気を取られて
そこになにがあるかって、
そんな単純なことにすら集中できないんだから。

目を閉じて、
それがそこにあるって事実だけを
フィルムに焼き付けてみよう。
それはきっとすごくつまらなくて、
がっかりするとおもう。
だってほんとの世界なんて
所詮そんなものでしょ。
その世界に生きてるってことを
思い知るための写真でもいいとおもう。
それでそのなかに、
たとえばひとつだけ、
なにかすごくステキなものが写ってたら、
わたしはそれだけで
この世界に生きてるってことに
すこし満足できるかもしれない。
たとえひとつも見つからなくても、
わたしはがっかりなんてしない。
だって、百枚の写真のうちの
たったいちまいかもしれないし
もしかしたら一億枚の写真のうちの
たったいちまいかもしれないから。
それでいんだと思う。







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