昨日、映画「オペラ座の怪人」を見に行ってきました。色々思う所がありましたが面白かったです。以下めずらしくずらずら感想を述べます。
一応ガストン・ルルーの小説は読んだことあるし、一度だけプレビュー公演だったけど劇団四季のミュージカルも見てるのでストーリー等は知ってました。 オープニングがミュージカルとまったく同じだったからこのまま同じ内容の映画だったら嫌だなぁと思ったんですが、まあそんな事もなく、たしか原作にもなかったようなオリジナルの設定も追加されてて面白かったです。(原作を読んだのはずいぶん昔の話なので忘れているだけかもしれませんが) ただクリスティーヌとラウルがラブラブすぎて、ファントムにちっともなびいてない感じがしすぎて微妙。私としてはもうすこしクリスティーヌがファントムになびいてほしかったんですよね。こう、どっちも選べない感を出して欲しかった。あと、ファントムの特殊メイクが微妙。もう少し醜くしないと意味ない気がするんだけど。 あ、あと後で気づいたんだけど、ビュケを殺害する(舞台の上での殺人)時のファントムの必死さがオカシイ。投げ縄の天才だったはずなんだから、手ずから首しめることないはずなんだよね。 だいぶん、カットしてる話があったような気がするので、もう一度ルルーの小説を読みたいです。以前持っていたんですが、誰かに貸すかどうかして行方不明になったのですよね。その内買うかも。ついでに別の人が書いてたオペラ座の怪人のその後?の話(マンハッタンの怪人ってやつ)も買ってみようかな。
そう、「オペラ座の怪人」を結構好きだと思ってらっしゃる方にオススメしたい小説があります。それは「ファントム」というスーザン・ケイの小説。扶桑社から、1992年に単行本で1994年に文庫で出てるんです。これはファントムが産まれてから死んだ後までを描いている話なんですよ。少々ルルーの小説と違う部分はあると思いますが、私はこっちの方がかなり好きなんですよ。気になる方はさがしてみられてはどうでしょうか。 この本は持っているので、早速今日読み返してしまいました。やっぱりストーリーはこっちの方が好きです。どうせならこっちのストーリーで映画化とかしてくれないかなぁ。さすがにそれはないか。
というわけで収穫本。
「夜光曲」田中芳樹(祥伝社ノン・ノベル) 「LaLaDX 3月号」(雑誌)
薬師寺涼子の本は文庫でって思ってたのに、とうとうノベルズで買っちゃった。だってもう待てないんだもん。複製原画の応募のために応募券がほしかったしね。 LaLaDXでは十二秘色のパレットと花の名前がお気に入り。面白いです。ってこの年でそんな事いってていいのかなとたまに思うけどね(笑)
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